母と娘の二人旅☆ロンドンを自転車で疾走編
3週間前かな、5月の20,21 (日、月) とロンドンに遊びに行ってきた。
私はパリ在住で、2年ぶりくらいに58歳の母親がフランスに遊びに来たのでロンドンに行ってきた。私はロンドン3年ぶりの2回目。
フランスと比べてロンドンって、hello⤴ (爽やか)、Hi !(超爽やか) とかお店の人のあいさつがめっちゃ爽やかでカッコイイと感じる。
フランス語にどっぷり浸かった私の耳には、聞きなれない綺麗な英語でスラスラーっと話してくるから、聞いていて惚れちゃう。
ここでは私の記憶が確かなうちに私たちが体験してきたロンドン旅の情報を記します。誰かのお役に立てればさらに嬉しい。
目次
①行き方
②宿泊先
③交通手段
④食事
⑤観光スポット
⑥あとがき
① 行き方
まず、パリーロンドンの交通はユーロスターを利用した。
私たちは一泊の弾丸だったので、ユーロスターはとっても便利。飛行機だと、空港から中心街までは遠いけどユーロスターだと到着駅がロンドンの中心地だからめちゃくちゃ便利。パリから行くと、まるで国内旅行しているかの気分。
パリとロンドンは1時間の時差があるから、片道は1時間くらいで帰りは3時間弱くらいで着いてしまう(乗っている時間は2時間)。
出発パリ ; gare de nord (北駅)、到着ロンドン ; St pancras
料金は私たちが行ったときは、往復1人当たり250ユーロくらいだった。私はロンドンに行くのをギリギリに決めたのでちょっと高めになってしまったが、日や時間帯によっては片道60ユーロくらいからあるので余裕をもって早めに探しておくと安く行ける。
切符は SNCF のサイトで購入した。
ユーロスターに乗車する注意点は、パスポートチェックなどあるため、出発時間の45分前には出発駅に着いていないといけない。ギリギリに行こうとしてて私は慌てた。きゃぴー
② 宿泊先
前回は一人旅だったので、30ユーロ前後で泊まれるユースホステルを利用したが、今回は母も一緒なので Air bnb を利用することにした。
予算は二人で100ユーロ前後と決めて探した。この値段ならホテルにも泊まれるが、Airbnb の良いところは現地の人と触れ合えることだ。
私は以前日本で利用した Airbnb でガッカリしたことがあって、ホテルとどっちにしようか迷ったが、個人で頑張っている人を応援したいし、そこに住んでいる人と話せるのはいい機会だなと思い Airbnb に決めた。
今回泊まらせてもらったのは Paddington 駅から5分くらいのお家だ。
優しいマダム(いや、イギリス風に言うとミセスか)に迎えられて安心した。
ただ、Wi-Fi がほぼ使えなかったことと、Airbnb の評価を5つ☆にしてくれとしつこかったのがちょっと残念だったけど、交通の便と立地や清潔感は良かったので基本的には満足した。
③ 移動手段
ロンドンで旅行者が使う移動手段は、
地下鉄(チューブ)とバスがメインだけど、私たちは自転車(Santander Cycles)も使った。
地下鉄やバスに乗るにはまず、ビジターオイスターカードをゲットしないといけない。
日本でいうSuica や PASMO のようなやつだ。
5ポンド取られるが、解約すれば返金されるようだ。
オイスターカードは機械で簡単に買えるのでとっても便利だ。
フランスで定期券にあたるナビゴを手に入れるのは窓口に行かないといけないので、私はオイスターカードも窓口で買わなくてはいけないと思っていたが、そんなことはなく、マシンでぴゅっと買えた。わーい。
私たちは一泊だし自転車メインで使う予定だったので、10ポンドだけチャージした。あとはピッピッとバスや地下鉄に乗った。
自転車もマシンで簡単に借りることができた。
万が一、自転車を返さなかったり、壊した場合は90ポンド支払わないといけないみたいで、料金 (24時間で2ポンド)を支払うときにマシンに表示された90ポンドに一瞬ドキッとしたが、そういえばパリのヴェリブでも同じだと思いだした。(ヴェリブは弁償代150ユーロ)
24時間で2ポンドは地下鉄やバスに比べてかなり安いし、30分ごとにロンドン各地に設置してあるステーションに返せば24時間使い放題だからかなりお得だ。ただ一度ステーションに自転車を返して、また借りるときにマシンでナンバーを発行しなきゃいけないのがちょっと手間といえば手間だけど私は全然気にならなかった。
ただ、自転車を返したい場所のステーションが自転車で全部うまっていて、ステーション探しをしなきゃいけないのはちょっと困ったけど、でも親切な現地の人が場所を教えてくれたりしてくれて、それも楽しかった。
フランスでもそうだけど、ロンドンの人もちょっと道に迷っているとすぐに声をかけてくれるからめちゃめちゃ嬉しい。
ロンドンは特に爽やかでカッコイイ英語(に聞こえる)だから余計に嬉しかった。(笑)
とにかく自転車はおすすめ!
交通ルールは日本と同じ左側通行だし、街にはいたるところに地図看板があるから、わかりやすい!旅行者に優しいなあと感じた。
④ 食事
私はとっても食いしん坊なので(テヘ)、旅先での食事プランは熱心にリサーチした。
私の目的は4つあった。
1. インド料理屋さんの本格インドカレーとラッシー
2. イングリッシュブレックファーストを食べる。
3. Bao の気になっているお店に行く
4. よさげなCAFE に行く
1. のカレーの理由は、ロンドンでは世界一ともいわれるおいしいカレーが食べれると聞いているから。インドはイギリスの植民地だった時代がある。ていうかそもそもカレー大好き!
2. のイングリッシュブレックファーストは、イギリスは日本と同じ、朝食に塩っ辛いものを食べる文化があって、フランスの朝食は甘い系がメインだからすごく興味があった。ネットで調べると、お豆の煮たのがちょいちょい出てきたので、これ絶対食べたいって思った。
3. ここのお店はインスタで見つけてものすごくおいしそうでただ単純にここで食べたかった。バオバーガー。パリでもいくつかバオの店がある。ちょっと流行ってる。
4. イギリスで人気のカフェを味わいたい。
今回はこんな感じで全クリ目指して満喫してきた。
結果からいうと、3番目のバオだけが、お店の空いている時間に間に合わず達成できなかったが、それでも超大満足なロンドンを過ごせた。
1. カレー
ロンドンに着いたのが18h30。そこから宿にチェックインして、地下鉄でインド料理屋さんが集まっている有名な、Brick lane 通りに向かった。
実は前回入ったお店のカレーがおいしすぎて、そこにまた入りたかったのだが、何しろお店の名前を忘れてネット上でも見つけれれなかった。。
だいたい場所は覚えているかなと淡い希望を持って行ったけど、今回は母親も一緒なので、疲れてしまった母を連れ回すわけにもいかず、今回はアラジンというお店に入った。私たちがついた時には21時半くらいになっていたがお客さんがどんどん入っていた。母はエビのカレーで私はチキンのカレーを頼んで、あとはナンとマンゴーラッシーと野菜の副菜として気になっていたオクラを注文した。
オクラが絶妙においしかった!
カレーは可もなく不可もなく。
私がちょっとがっかりした時でも、相手が満足だったら、私もまあ良かったよな。って思いなおせるから、二人旅はこういった良さがあるなと改めて思う。
またロンドンに来たらこの Brick lane通りでカレーをリベンジしたい。
満足度 ★★★☆☆
2. 本場で食べるイングリッシュブレックファースト
ホテルに帰ったら優しいマダムに明日の朝お茶に誘われた。しかし翌日の18時にはユーロスターに乗ってパリに帰るのだ。行きたい所がありすぎたので、明日の朝はイングリッシュブレックファーストを食べに行くと丁寧に断ったら、近所のホテルの朝食券をくれた。
しかし無料で食べれる朝食よりも、調べて気になっていたノッティングヒル方面のデリカフェに行きたかったので、朝7時半にはチェックアウトして自転車で向かった。
ロンドンには朝食カフェがいくつかあるので迷うだろうがここは超おすすめすぎる!観光スポットからも外れているから、現地の人が利用してるカフェだ。
それがこのお店 Golborne Deli
グーグルマップでの評価が、5つ☆中4.5☆を獲得していて、写真を見たらすごく惹かれたという単純な理由だけど、ここはまじ行ってよかった。
この周辺は色々カフェが集まってて素敵な街だったし、このお店は朝7h30から開いている。
私は迷いなく、 Big breakfast メニューを頼のみ、母はエッグベネディクトにした。あとスムージーとコーヒー。
これが Big breakfast 。ほんとにビッグだ。
感動しすぎて値段がいくらだったか忘れてしまった。(反省)
安くはなかったけど、高くもなかったと思う。
肝心のお豆さんはなんと、ちょっと甘めのトマトベースの味付けだった。
最初この甘さがちょっと気になったけど、他のと一緒に食べ進めるとそれほど嫌じゃなくなったのが不思議。
ほかの店のお豆の煮たのの味付けもどんなのだろうと気になってくる。
これがエッグベネディクト。
イングリッシュマフィンの上にアボカドペースト、カリカリベーコン、ポーチドエッグそしてオランデーズソース、ルッコラがかかっている。
ここに着くまでに腹ペコで自転車で30分以上かけてきたのも相まって、とっても爽快で大満足のイングリッシュブレックファーストを堪能できた!
満足度 ★★★★★
3. Bao お店
ここのお店のごはんの写真を見てほしい。
このロゴのかわいさと、バオバーガーのおいしそうなことと言ったら!!!
食べてないけど、心をギュギュっとつかまれてしまった。
でも結局食べれなかった。残念。
次回ロンドンに来れたときにはぜひ行きたい!
がぶっとしたい!
4. オサレカフェ
ロンドンにはオシャレなカフェをたくさん見つけたが、事前に探していたここを訪れた。その名も Tap cofee
ロンドンに3店舗あって、私たちは no.193 のお店に入った。
こういうシンプルでオシャレなカフェが好きだ。
母はソイラテ、私はカプチーノ。あとキャロットケーキを注文した。
カプチーノがめちゃめちゃおいしくて感動した。こんなにおいしいと思ったカプチーノは久しぶりだ。
大満足だった。
満足度 ★★★★★
⑤ 観光スポット
今回私たちは、主要な観光スポットであるBorough マーケットとテートモダン美術館と大英博物館と、バッキンガム宮殿を見に行った。
マルシェ(英語ではマーケット)が好きな私は、ロンドンのマーケット情報を調べたら、大概のマルシェは土日に開かれていたが、ここBorough マーケットは観光客向け?に日曜以外の毎日開かれているマーケットだった。
あの有名なロンドンブリッジの近くだ。
いろんな屋台のお店が出店してて楽しかった!
各地のおいしいご飯が食べれるのでここおすすめ!!
満足度 ★★★★☆
ここから歩いて15分くらいの距離にテートモダン美術館があるので、そこに行ってきた。
ロンドンの主要美術館はたいてい無料で入れる。このあとに訪れた大英博物館もそうだ。すごく立派で無料で入れるなんて、信じられないくらいだ。
ただ、このときテートモダンでやってた期間限定のピカソ展は有料で、せっかくのなので入ろうかと思ったら、25ポンドもした。ひぇー
ルーブル美術館で15ユーロなのに、、
私の価値観によって今回は断念した。
テートモダンの正面から伸びている橋を渡って目の前にあるのがセイントポール大聖堂だ。
ここでダイアナ妃が結婚式あげたんだよね。
フランスでは教会に入るのは無料なので、てっきりそのつもりで行ってみたら入場料がなんと18ポンド!!
屋上にものぼれてロンドンの景色を一望できるみたいだが、ここも断念。
もうちょっと懐に余裕があるときに訪れよう。
イギリスの大聖堂の中いつか入ってみたいなぁ。
大英博物館もとても良かった。
今回は時間が足りなくてちょっとしか見れなかったが、もっと時間を取って再び訪れたい。
あとがき
私たちがロンドンに着いた前日はヘンリー王子の結婚式だったので、ロンドンの街中はロイヤルウエディングで盛り上がっていた。
そんなタイミングで訪れたロンドン、たった1日だけじゃやっぱり全然足りなかった。
でも、短い時間のなかでも満足度の高いロンドン旅になったのは自転車で走り回れたことじゃないかなと思う。
もう景色が全然違うのだ。
ロンドンの街を風を切りながら走っているだけでトリップ気分は満載だった。
旅での自転車レンタルはおすすめだ。
さりゅー
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