「カムバック!」
サルサダンスの映画。子供の頃にサルサの神童と期待されていたがある事件に巻き込まれサルサをやめてしまう男。
20年以上の時が経ちすっかりサルサからは遠のき、太った体でなんとなく毎日を過ごす。そこへとびっきりキュートな女性に恋をしてかっこいい自分をアピールするためまたサルサを始める。
ひさしぶりのサルサと思い通りにいかない体を持て余しながらも努力しづづける姿に胸が熱くなる。
心に残るセリフのひとつにサルサの師匠が
『練習するしかうまくならん。』
これには当たり前だけどうなづいた。天才は努力なしでは生まれない。好きなことを続けた人にしかチャンスはこないし見えない。活躍や注目されている人を見るとつい輝いている部分にだけ目を向けがちだけど全て努力の賜物なんだよね。頭ではわかっててもつい羨ましい気持ちだけでいっぱいになってしまう。
ダンスの映画が好きなのはあんなに楽しそうに踊っているのにそれが全て基本ありきの計算された美しいものだからだと思う。素晴らしいよね。
ちなみに私は全く踊れない。