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年の瀬の寿司 第16話
本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。
第6章
お寿司のお味は?
前回の記事を読んでくださった方、長らくこのシリーズを読んでくださっている方は思うことが一つあるだろう。「味はどうなん?」ーーー綴ってまいろう。
まずは酢飯の味だが、普通に美味しかった。ちゃんと味がついててお酢の甘さがちゃんと感じられた。L.M君も「酢飯がうまいわ」と言ってくれていたので作った側としても喜んでいただけて嬉しい。1回目失敗しておいてよかったのかもしれない(?)。
切り身に関しても上出来だと思う。切り身はS.N君の担当だが、どうやら塩抜き(塩締め)ーー刺身用のお魚に塩をまぶして数十分放置すると水分が浸透圧でお魚から出てくるのだが、これをすると生魚が格段に美味しくなるらしいーーをしたらしく、一手間かけてくれたおかげで、美味しくなったのであろう。ナイスだ。
ただ鯛の切り身を寿司にして食べたとき大分鯛が分厚かったのか少し食べるのに苦戦した。上のサムネイルがその時のそれなのだが、見る限りそんなに分厚くなさそうだがこれを食べると口の中がパンパンになってしまう。鯛は感覚よりも薄めにした方が良さそうだ。
総じて味に関しては初心者の割には美味しくできたのではないだろうか。来客達も美味しそうに頬張っていたように思う。
その他の品のお味は?
もちろん寿司だけを食べていたわけではなく他にも品があることは第4章で綴り済みである。品ことに少しずつ振り返っていきたい。
まず赤だし。具材はネギとあおさとシンプルなものだが、これも美味しかった。これもS.N君が作っていたが、上出来だ。L.M君も「あおさ入ってるのはセンスあるわぁ」と言っていた。汁物はいらない派の人もいる世の中だが、今回は出してよかったと思う。ただ食事が終わる頃にR.M君が「俺、あおさ食われへんねん」と言ったときはーーーーーーー。まぁ彼を責めることではない。
次にきゅうりの浅漬け。きゅうりの浅漬けは皆がよく知るあれを使ったのだが、これも美味しかった。
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上の浅漬けの素、誕生日によくK.K君にあげていたのだが、実際自分で実食したことは実はなく今回が初めての実食だった。だから最初食べたときちょっと感動した節がある。この浅漬けの素はL.M君も前から気に入っているくらいのものだったらしく、浅漬けを用意したのも良かったと思う。後半の方、寿司を食べ終わった後もずっとなくなるまでつついていたくらいだ。
他にもスーパーで買った天ぷらなど市販のものは安定の美味しさで、味に関しては美味しいものが揃って良かったと思う。
今回はここまで、次回もお楽しみに
※鯛