結婚式エンドロールの編集ソフトについて
今回は普段使っている編集ソフトの紹介をします!
まずはこちらの動画をご覧ください。
動画では実際に主に使用しているエディウスというソフトについてお話をしましたので、内容の補足として他のソフトやエディウスのデメリットなどについて書いてます。
まずはエディウス以外のソフトについて
【アドビプレミアプロ】
もはや説明は無用かと思いますが、動画編集=プレミアというくらい使用されているんじゃないかなと思います。
アドビ製品なので、サブスクリプション型です。
なので、導入コストが少なく、とりあえず動画を編集したい時にはおすすめです。
動画編集ソフトとして必要な機能も満たしていますので、簡単な編集からプロレベルの要求にまで対応可能です。
またTIPSがYoutubeでも、ブログ記事でもたくさん出ていますので、『こんなことやりたい!』が初心者でもすぐに出来るというのはかなり楽しいポイントですね。
アドビの他のソフト(アフターエフェクツやイラレ、オーディションなどなど)との連携が出来るのもかなりのアドバンテージ。
なにより使っている人の絶対数が多いので、チームでの作業にも良いです。
動画ではエディウスの紹介をしましたが、どのソフトがおすすめか?を聞かれたらまずは『プレミアプロ』です。
エディウスがプレミアよりもおすすめできる点は、使用時のサクサク感とCPUで動くのでPCの性能をそこまで問わないところです。(そういう意味ではコスパが良いです。)
【ダビンチリゾルブ】
ブラックマジックデザインが出している動画編集ソフトです。
4~5年前まではカラーグレーディングをするためのもので、編集ソフトというイメージではなかったのですが、BMDらしくドンドン機能を拡張して、今や立派な編集ソフトです。とくにブラックマジックのRAWを扱う時にはアドバンテージがあります。(ウェディングの撮って出しでBRAWを扱う日は数年、来ないとは思いますが笑)
使ったことないので、ソフトの評価はなんとも言えませんが、結婚式関係の仕事の延期の影響で時間だけはあるので、試しに使ってみようかなと思っています。
と、思えるのは十分な機能を持った無償版が出ているからです!
そういう意味では導入はしやすいです。
有償版でも30,000円くらいなので、こちらも手は出しやすいです。
ちなみにBMD製品のカメラを買うと有償版が無料で付いてきます!
【ファイナルカットプロ】
言わずと知れたアップルの映像編集ソフトです。
僕の世代(1980年生まれ)だと、MACのG4で、ファイナルカットで映像編集するのが学生時代の憧れでした。
ひと昔前は映像編集ソフトの代名詞だった時代もありますが、6~7年前に時代の先を行き過ぎたアップデートの影響でいつの間にか、多くのユーザーがプレミアに乗り換えてしまい、今はいくつかある映像ソフトの一つという印象。
まず第一にMac用なのでウェディングのチームとして使っていくには、向いてないかなぁと思っています。
多分、この先も僕が使うことはなさそうなので、このくらいの記述にしておきます。
【エディウスEDIUSについて】
エディウスについて、動画の説明以外のことを書いてみます。
動画内ではメリットを紹介しましたので、こちらではデメリットも書きます。
まずは価格が5万円くらいなので、導入コストは高いです。
以前は廉価版もありましたが、今はProバージョンに集中しているようです。
ひとつのシリアルナンバーで2台まで稼働できます。
ナンバーが変わるアップデートの際には、有料でアップグレードが必要です。
有料アップグレードが影響しているのか、撮影会社の場合は古いバージョンのまま使用しているところも結構あるようですが、もし今7とかを使っているなら、すぐアップグレードをしないともったいないと思います。(マルチカムシンクが本当に時間の節約になります。)
上記3つで紹介したソフトと違い、グラスバレーという日本の会社のソフトなので、アドビやアップルのように同じ会社のソフトと組み合わせてより高度な編集が出来るという拡張性みたいなものはありません。
なので、将来的にモーショングラフィックを生かした作品だったり、タイトルアニメーションを駆使して映像を作っていきたい人にはまったくおすすめしません。
同じ理由で要望があいまいだったり、イメージがころころと変わってしまうクライアントの企業案件などでも使用を避けた方が良いかもしれません。急にタイトルアニメーションを使いたいとか、クールなトラジションをバンバン使ってほしいとなった場合に、途端に作業がめんどくさくなります。
逆に言えば、それくらいカットとカットを繋ぐことに機能に特化しています。
素早く切って繋ぐという、その部分に関してはベストなソフトです。
動画の内容と重複しますが、ひたすらスピード感をもってサクサクと切って繋いでいくことがメインの人向けのソフトだとも言えます。
【まとめ】
今回は編集ソフトについて書きました。
編集ソフトもカメラと同様にひとつの道具です!
目的や用途に合わせて、使っていけば良いと思います。
僕の場合はウェディングという限られた時間に素早く切って繋ぐことを求められることが多い仕事をメインにしているので、Ediusがメインにしています。
(フリーランスの場合は、アドビプレミアプロとその周辺のソフトは最低限使えた方が良いです。)
映像編集は制限時間の中で何が出来るかということが、いつもどんな仕事でも突き付けられています。
その中でも自分の思い描く映像がしっかり形に出来ているか。
時間を有効に使って、もっとできることはないか?
いろいろ試しながら、メリハリを付けながらやっていくと映像の仕事をより楽しめるんじゃないかなと思います。
【おまけ】
今回は餃子を作りました!(妻が)
皮を包む作業は夫婦2人でやりました。
大葉を入れることでさっぱりと食べることができます。
こんな時だからニンニクとかを多めにしても問題なし!
今回のビールはサントリーのモルツです!
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