見出し画像

ITプロダクトにおける段階的進化の重要性

日英伊が次世代戦闘機を共同開発するという新聞記事を見て、
三菱がジェット機の開発を断念したことを思い出す。

そういえば、Appleが電気自動車の開発を断念した。
そういえば、LINEとみずほがネット銀行の開発を断念した。

なぜか?

私の思うところとしては、いきなり「完成品」を作りにいって、あまりに複雑で不具合の収束しなかった、ということに尽きると思う。

Appleの場合はいきなり自動運転レベル4 or 5 を狙いにいったのだと思う。今から参入するにはそこから入らねば意味がない、と判断したのだろう。しかし自動運転はあまりに難しかった。

テスラはどうしたか。少なくともいまはレベル3?。人が介在している。そしてデータを収集し続けている。このデータがレベル4,5を可能とする。という戦略だろう。

今後の「ソフトウェアが介在する複雑な仕組み」は、このように「手前から始めてデータを収集し「高度化/完成に近づける」という道を辿らざる得ないのではないか。

とすると、手前から始める段階で、その「かなり先」を構想しておかなければ、足元だけ見てると向かう先が狂う。ツギハギを作ってしまう。それは早晩行き詰まる。

自社のプロダクトについて、慎重に検討していきたい。

===
harmo株式会社
harmoおくすり手帳アプリ(iPhone)
harmoおくすり手帳アプリ(Android)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?