私になりたいと言われて もやっとした件を深掘りしてみる
週末に大学時代の飲み会で先輩(男性)に、
「ともちゃんて昔から要領いいよなぁ。
俺もともちゃんになりたいわ」
と言われました。
先輩がそう言ったのは
私がいわゆる適齢期に結婚して、子宝にも恵まれて、新卒から同じ会社に勤め続けて、アパートも買ったっていう一連の流れについて。
その時は
「光栄です!」
って返事をして事実そう思っていたのだけど
数日経ってまだ引っかかっています。
褒められたのになんでなんだろう。
「もやっとした」感情を掘り下げてみたいと思います。
原因として考えられるのは、いくつかの要因がありそうです。
1. 「要領がいい」への違和感
: 「要領がいい」と言われることは、能力を認められている反面、自分の苦労や努力が見えてないのかな、という気がします。
(先輩は年に1回しか会わないのだからそれはそう)
もしかしたら、自分では要領がいいと思っていない部分や、実際には努力してきた点があるのに、それが軽視されているように感じたのかもしれません。
2. 過剰な理想化
先輩の「俺もともちゃんになりたい」という言葉には、少し理想化されたイメージが含まれているかもしれません。
人に過剰に理想化されると、その期待に応えることにプレッシャーを感じたり、実際の自分とのギャップを感じてモヤっとすることがあります。
私の断片的な話で良く思われすぎちゃってるのかなという違和感もあったかもしれません。
3. 自分の価値観とズレ
「要領がいい」という評価は、表面的にはポジティブな意味に聞こえますが、
もしかしたら自分が大切にしている価値観(努力や誠実さなど)とは異なるポイントで評価されていると感じた可能性もあります。
4.私は決断をしてきたという気持ち
要領がいい→運がいい みたいに受け取ってモヤモヤしているのか
もちろん結婚はそのタイミングで好きな人に出会えたとか、
出産は体の問題とか
自分ではどうしようもないことがたくさんあるから運もあると思います。
でも結婚の時にはある程度の自由を捨てたし
出産はかなりの自由や会社での昇格を捨てたし
アパート投資ではすごいリスクを背負ったし
そのタイミングで大事なものと天秤にかけて決断をしています。
私が決断したことの積み重ねを
運がいいって言われたような気がしたのかもしれません。
うーん。やっぱり頑張ってて偉いねって言われたかったのかな。
5.男性に言われたから?
(男性の方は気分を害されたらごめんなさい)
フルタイムで働く会社員という前提において
男性はかなり有利ですよね?
自分にその気さえあれば
結婚して子どもを2人もうけて
仕事を続けるって男性は
女性より簡単にできることでは?
(前述の通り出会いや体調、環境などどうにもできないことがあるのは認識していて
あくまで女性と比較しての一般論です)
アパート投資も男性ならやる気になればできる属性の人は女性よりずっと多い
だから男性に安易にいいなって言われたから
モヤっとしたのかも。
私がここまでどんだけ苦労したか、、、みたいな
あれ?やっぱり頑張ってて偉いねって言われたかったのかな(2回目笑)
というわけで
この「もやっと」した気持ちは、
他者からの評価と自己認識のズレに由来しているのかもしれませんね。
こう書いてみると
先輩はポジティブな意味で言ってくれてたし、
私が努力を褒められたいタイプだった
っていうことなのかな。
そして自分ではあまり思っていなかったけど
事実、要領がいいのかも!
仕事と育児の他に色々できてるし。
それが自分の計画とか工夫でなんとかしている
っていう認識だから違和感だけど
それ自体が要領がいいってことなのかな。
それができる環境や健康や夫にも恵まれているしね。
と素直に受け入れようと思いました。
こんな感じでもやっとしたことを掘り下げてみるのもたまにはよいかも。
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