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転職活動中にリファレンスチェックを依頼されたら?

昨日、株式会社ROXXの上場承認のリリースが出ましたね。
人材紹介会社や求人企業向けのサービスなので、求職者の方にはなじみのない会社かもしれませんが、これからの事業展開が楽しみです。
今日は、ROXX社もサービスとして提供している、リファレンスチェックについて書きます。

リファレンスチェックとはなにか?

企業が、求職者の実績や人柄を知るために、求職者の同僚や上司にテキストでコメントをしてもらう仕組みです。なお、コメントは求職者には開示されません。

企業にもよりますが、大体が最終選考前後に、2~3名からコメントをもらってくださいと依頼されるケースが多い気がします。

リファレンスチェックとは?
リファレンスチェックは、書類選考や面接だけでは分からない候補者の経歴や実績に関する情報を、候補者の上司や同僚といった一緒に働いた経験のある第三者から取得することができるサービスです。候補者をよく知る他者からの評価のため、より客観的な視点を含めて採用候補者の適性やチームとの相性を判断することができるようになります。

株式会社ROXX/back checkサービスサイトから引用

リファレンスチェックはどんな人に頼めばいい?

転職活動を応援してくれる、信頼できる人に頼みましょう。
コメントの依頼をすると、必然的に転職活動をしていることがバレてしまうためです。
なお、リファレンスチェックの回答には大体30分から1時間くらいかかります。

企業から対象者が指定された場合はどうする?

企業によっては、リファレンスチェックでコメントをもらう対象者を指定される場合があります。例えば、上司1名、同僚2名からコメントをもらってください、など。
とはいえ、上司には転職活動をしていることを知られたくないという場合もあるかと思いますので、そういった場合はできる限り企業と回答者の交渉をしてみましょう。
例えば、「現職の上司には知らせずに転職活等をしているため、回答者を他部署の役職者(もしくは現職の同僚、前職の上司など)からの回答でもよろしいでしょうか」などです。
私も自身の転職活動時や、エージェントとして伴走しているときに上記のような依頼をしたことがありますが、応じてくれるケースが多かったです。

そもそも選考結果に影響はあるのか?

私の感覚では、リファレンスチェックでのコメントが直接的に選考結果に影響を与えることはないのでは?と感じています。
というのも、基本的に回答を頼まれた人も気を使って良いコメントをしてくれる傾向があるため、企業側もコメントを見て合否判断をしづらいと思うためです。(よっぽどネガティブなコメントがされていたら話は別なので、やはり信頼できる人に回答を頼みましょう)
ただし、選考における判断材料には間違いなくなっているので、それとなく回答してくれた人には、どんなことを書いてくれたのかをヒアリングしておくと、選考をスムーズに進められるかもしれません。

それでは。

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