【#11】ビジネス書評600冊やってみる 『ストーリーで語る』 秋山 楓果 (著)
こんにちは。
文章術の本を探していると、インパクトのある表紙が目に飛び込んできた。
帯に書かれているには「伝わる。ロジックよりも。」の一言。
直感で「面白そう」だと思った。
筆者のことは存じ上げていなかったのだが、内容にグイグイ引き込まれた。
筆者
筆者は秋山楓果さん。1996年香川県出身。
高校生の時、結婚披露宴のアルバイトを経験。若干17歳でチーフを任される。
卒業後、その会社に就職。
22歳の時転職し、広告代理店の営業を経験。目標達成率200%達成。
24歳の若さで管理職となり、社員教育や採用などマネジメントを経験。
2021年7月ストーリーテーリングブランドを立ち上げ、共同経営者になる。
講師としての活動など、活躍は多岐にわたる。
上司にすすめられてSNSでの情報発信を開始。
Twitterのフォロワー数は開始わずか数ヶ月で1万人を突破。
現在ではなんと3万人に到達している。(2022年6月現在)
内容
筆者の秋山さんは「読書感想文が苦手」という小学生だった。
Twitterは鍵アカを持ってるだけで、みるだけだったそう。
そんな秋山さんの可能性を広げたのが上司の一言。
「24歳の管理職ってすごい。情報発信しては」と
すすめられたそう。
秋山さんはTwitterでビジネス系の情報発信を始めるも、伸び悩んだそう。
そこで考えついたのが、彼女ならではのやり方。
それがハマり、フォロワーが一気に急増。
ツイートするのは、日常で起こった出来事+独自の見解。
140字という限られた中に、多くの知恵とアイディアが詰まっている。
内容を考えるのは寝る前の数時間らしい。
その場では送信せず、一晩寝かせる。
翌朝送信するのかと思いきや、そうじゃない。
なんと、、夜になってから送信するのだという。
1tweet約5分のボクとはレベルが違いすぎる。
本書では3、4時間推敲していると書かれているけど、実際にはもっとかかっているのではないか。
なんでそこまでできるのか、、
フォロワーへの愛、Twitterへの愛。
いろいろあるんだろうが、自分の人生を愛しているんだろうと思った。
その愛は、多くの人を巻き込んでいく。
努力する人には、運も味方する。
本書ではより具体的な文章術や、若くして成功した処世術も学べる。
感想
20代前半でOLとして働いていた秋山さんが、Twitter開始3ヶ月でフォロワー1万人達成。
フォロワーと共同起業し、本を出版。ホリエモンの講演会にゲスト講師として登壇。。
と書くと、現代のシンデレラストーリーみたいに感じる。
しかし、アルバイトを3つ掛け持ちしていた高校生時代の話、Twitterを辞めようとした時の話など決して順風満帆な人生ではない。
しかし、どんな逆境も乗り越え大きく飛躍していく秋山さんには興味がつき
ない。
ボクはこの本で初めて秋山さんのことを知り、早速Twitterとnoteをフォローさせていただいた笑