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読書録 「40歳からの壁」をスルッと越える人生戦略(尾石 晴さん著)②
「自分業」をどう作り、育てるかの実践編。
「自分業」の必要性等本書の前半パートについてはこちらをご覧ください。
自分業の種の見つけ方(時間とお金を費やしたものをヒントに)
ステップ1 自分業の種を見つける
・お金と時間をかけてきたもの
・他人からすごいと言われるもの
・仕事の中で長い経験をしてきたもの
ステップ2 好きを分解して仕事に転換してみる
・具体と抽象をくりかえしながら好きを分解していく
例 サッカーが好き→サッカーを教える、で思考を終わらせるのではなく、サッカーの知識を深めることが好きなのか?サッカーを見るのが好きなのか?好きを分解してみる。
→サッカーの知識を深めるのが好きな場合、サッカーの知識を整理して発信する。社会人の経験と組み合わせをするのもあり。
ステップ3 種がお金になるか市場調査をする
ネット上で種がどのような仕事につながるのか、市場について検索する。
この時大きく稼げるビジネスモデルがないからといってパソコンを閉じないことがポイント。
大きな事業を作るわけではなく自分の経費の分をお金で支払ってくれる、スモールビジネスを行う前提でまずは考える。
ステップ4 (常時)種を複数見つけて育てていく
種が全て花開くわけではないので、本業がある人は今のうちから複数の種を探して、見つけた種をケアしていく。
①種に水をやる→追加で持っていたら良さそうなスキルがあったら取得してみる。スキルや経験につながりそうなプロジェクトは参加してみる。
②種を間引く→お金、つながり、健康の条件を満たさないものはやめる。
本書の原作である「サバティカルタイム」で「お金と時間をかけているものを自分業の種にする」という考え方を知って、自分の好きをかき出すところまではしました。
ただ書き出しておわっていた…。
好きの分解、市場調査、ここまで今年やりたいと思います。
市場調査はついついお金を稼げるかと言う発想で探してしまいそうですが、経費分をまずは得られるか?と考えることで、実行に繋げやすくなるのではと思います。
はるさんもブログからスタートして試行錯誤し、音声配信など、フィットしたものを見つけていっています。
焦らずに小さく実行、PDCAを回していく、この地道にやり続けること、これがみんな挫折するところであり、大事なところなのだろうなと実感しました。
私は会社員やめるつもりは今ないものの、職業人生後半のために週に数時間のサバティカルタイムを設ける、この考え方を取り入れたいと思います。
それにしても、ここまで丁寧に自分業の作り方を教えてくれる本て他にあるのですかね? (私が無知だからだけなのかもしれませんが)。
改めて、はるさんありがとうございます。
自分業の組み立て方(人は変化にお金を払う)
私は自分業を見つけるところからなので、組み立て方の詳細は割愛しますが、ビジネスにも役に立つ考え方を一つ記録しておきたいと思います。
人は変化にお金を払う
ビジネスは「ペイン(不満の解消)」か「ゲイン(+ α)」で成立すると言われている。
あなたがどんな変化のきっかけになるのか?それが商品になる。
変化のピラミッド
上位になるほど手間もかかり値段も高くなる
①磨く(コンサル、カスタマイズ)
②できる(受け手のアウトプット、できる)
※できるためには3つのできない壁がある。行動できない、気づきがない、技術がない。
③知る(知識、一方通行)
具体的にどこの変化に商品を提供するか詳しく解説があります。他にもセルフブランディングやどんな顧客を相手にするのか等、実際に自分業をやる上での具体的なノウハウの詳細が書いてありました。
いつかこの組み立てパートを参考にして自分業をできるようになるといいな…。
私は会社で異動経験がありません。
もう10年以上同じ職場。
モンモンとしているここ1.2年。
新しいことをやりたいと思っていても、会社に委ねる部分が大きい(もちろん、チャレンジできる制度はあるのですが)。
会社の中でできるとこ、会社外でできること。
会社外でできることは焦らず、でも種を育てていきたいです。
自分の好きや人生の目的を考えことがまず一歩。
せっかく素敵な本に出会ったので、このnoteに記載して終わりではないようにするぞ!