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つい子供を叱ってしまいそうになった時に思い出す魔法の言葉

世の中の子育てをされている・子育てをサポートされている皆様、ご機嫌よう。
使い慣れない言葉を記してみました!笑 
ご機嫌ようってなんだか、余裕のある素敵な言葉ですが、我が子が未就学児の時、果たして私はそのような余裕のある言葉を操れていたかというと、頭にも思い浮かばなかったです。
でも、あえて言葉にできてたら良かったなと思います。私がある親子から学ばせて頂いた余裕を持つヒントをもらった体験をシェアさせていただきます。

早速本題。
子育てをしていて、つい怒ってしまったことや、声をあげてしまったことはありますか?
私はたくさんあります。大人の関係性の中では『子育てしてても、全然怒るイメージないよ、そんなに怒らないでしょ。』と、言われた私。全くそんなことはございません。ほぼワンオペで保育園の送り迎えをしていた時代、仕事を早く切り上げてお迎えに行き、子供を連れて混み合ったスーパーのお惣菜コーナーの前で駄々をこねる子供を怒ってしまう、、、今考えれば子供が欲しいものをお買い上げした方が親子共にハッピーなのに、仕事疲れと時間に追われ全くそんな余裕がない母親でした。

それで、魔法の言葉とは何?って思われますよね。それは私が編み出した言葉ではありません。全く知らない親子のやり取りに偶然居合わせて気づいた言葉です。

我が子がまだ未就学児の時に耳鼻科を訪れた時の出来事です。うちの子は耳鼻科が大嫌い。鼻水の吸引が特に嫌いで、診察台に私が座り、膝の上に子供を乗せ、更に看護師さんが暴れる我が子の顔を押さえないといけないという、親心にも嫌がる子供を押さえつけるのも親ライオンが子ライオンを崖から突き落とす心情に近い気持ちと、先生と看護師さんに毎回申し訳ない気持ち。気乗りしない耳鼻科通院でした。子供も私も憂鬱だし、ピリピリとしてしまう待合室。

子も察するし、私もドキドキしていた時、
『斬新だね〜!!』と響く女性の声。
ふと目を向けると、全身にシールをつけた男の子。大人が目を離した間に男の子が自分の全身にシールを貼り付けていたのです。

私も子供も『!!!!』となるほど、それは見事に全身全面ににシールが貼り付けてありました。それを見た母親らしき方は、怒るでもなくとにかくその事実の感想を良し悪しもなく、淡々と冷静に、でもおどけた感じ風の『斬新だね〜!!』というコメントを伝えていました。男の子は褒められた感覚なのでしょうか。得意げにいて、そのままお会計を済ませて全身シールのママ病院を後にしていた親子。

私は目で追いながら、目から鱗でした。私だったら、もしかしたら『もったいないよ』『お外出るからシール取って』という対応をしていそうでした。その状態をフラットに受け止めたコメントでそのまま外に出て行ってしまった親子。『あ、こういう感じでいいのか。』と妙に納得したのを覚えています。

思い通りにならいと怒ってしまうのが子育て。そこには、時間が無い事によるイライラ、子供が予想外の行動をとる事によるイライラなどがあると思います。
子連れのお出かけはとにかく早めに行動する、余裕を持ったスケジュール計画で回避しようとしますが、予想外の行動とは突発的な事です。

反射的に怒ってしまう事を防ぐにはとにかくアンガーマネジメントなんて・・・とってもできない。怒りを沈める6秒ルールは未就学児の親にはなかなか至難の技。でも、定型分的な魔法の言葉を自分に叩き込んでおく事をこの時に閃いたのです。それが『斬新〜』という言葉。未就学児の子にとっては少し難しい言葉かも知れませんが、子供は親がすぐ反応してくれる事が肯定されていると感じたら安心します。まずは、どうであれ肯定。それが命にか関わる危険なことはすぐ怒ることも必要かと思いますが、たいていのことはそうではないのが私の経験上のイライラの場面でした。

それからの私は、その耳鼻科で出会った親子の言葉のやり取りを拝借し、ことあるごとに『斬新〜♪』という言葉を言っていました。そうすると、自分の発する言葉で、自分の脳も(なんと自分の子は、新しい発想や行動をするんだ!)という、アイデア満載の感覚になり、気持ちをイライラから転換できるようになりました。子供も怒られないし、肯定感が感じられたのでは無いかな。本人がどう受け止めたのかは私にはわかりませんが。笑 

時間に追われている子育て中の皆様、魔法の言葉を見つけてみてはいかがでしょうか? 私的に『斬新〜♪』は非常にお気に入りの魔法の言葉です。ぜひ皆さんのオススメの魔法の言葉があれば、シェアしていただきたいです。

時は経ちましたが、この場を借りて。あの時、魔法の言葉を授けてくれた見知らぬ親子様。本当に感謝致します。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
これからも、私たち親子がいいな!って思ったコト、モノ、私のなんでもない日常のコトを不定期に綴ってゆきたいと思っています。




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