距離を置いた方が賢明と思う人(仕事Ver.)
私は人が好きです。
人からの印象で『優しそう』『怒らなそう』と、思われる傾向があります。
私も人間なのでそんな良い人では無いですよ。
優しくない時もありますし、怒ります。
しかしながら、人からそう思われることが長所であり、自分にとってマイナスに働いてしまうことがあります。
悪意は無くとも無意識に利用しようとしてくる人も引き寄せてしまう事に気がづきました。
最近、仕事でもプライベートでも特にこの数ヶ月にかけ
私にとっては激動?の人間関係の変化があったので
「ああ、離れるって選択肢があったな。」
と思ったことがあったので書き留めておく。
まず、仕事の環境で。
仕事で距離を置いた方が良いと人とは。
それは、人の時間を搾取する人。
こちらだけの仕事の提供で、相手側からの価値提供がない人。
仕事の大小とか、ささいなものとか、優先事項とかあるかもしれないが
どんな小さな仕事でも、仕事とは価値提供の相互のやりとりから成るものである。
それが、本来自分がやるようなささいな仕事を人に頼むのであっても丸投げであったり、ありがとうという心からの感謝が無い人(心のこもらないありがとうは論外)は、
単純に時間も気持ちも搾取する。
近くにいればいるほど、そしてそれが上司部下の関係である程
頼まれやすい位置にいたり、距離にいたり(勤め先は固定席で出社推奨である)すると
頼みやすい人・話しかけやすい人に限って、離れられず搾取されてしまう。
それに、離れた方が良い人とは、常識人でもあり、役職もついている人もいる。
いわゆる、頭がきれ、仕事ができると周りから思われている人にも離れた方が良い人はいると思う。
単純に人の相性の問題でもある。
それは、本当に相性で当人同士の問題ではないから、気づきにくい。
私の場合、なぜ気づけたのか。それはずっと話を聞いてくれていた職場の先輩に言われた一言。
「ずっと、悪い人ではないって言っているのが、無理しているように感じる。よく今まで頑張ったよ。もう無理しないでいいよ。」と。
その時に感じた感覚。洗脳から溶けた感覚。
確かに、私は自分にずっと言い聞かせていた。
「常にそばにいる人だから関係を悪くしたくない」
「認めて欲しい」「仕事ができないと思われたくない」
その一方、私に起こっていた事象は、
ストレスによる顎ラインの肌荒れは年間を通して治らず痛々しい状況。
日曜の夜は明日の仕事を考えると胃が痛む。
実際に朝起きて胃がムカムカして起き上がれず休んだこともある。
そして、髪の毛が抜け皮膚科で診察し「休止期ですね」と言われお薬を処方してもらう。
改めて、文字に起こすとあの時の自分を抱きしめたくなります。
「良い方だから」と自分に言い聞かせ、離れる対策をしない点が危うかったと感じます。
その方は自分にも厳しく、他人にも厳しい方でした。
その人は強い口調で関係者に注意を促すこともしばしば。
物理的に席の距離が近い私は自分が怒られているような感覚に陥り、疲れました。
例えるなら、両親の言い争いを否が応でも聞かされる子供のような立ち位置でした。
会社内である程度の役職がある人から離れるのは本当に難しかった。
立場が上すぎて、ものを言える人がいない。
だけど、人事やコンプライアンスに挙げるほどでもないと自分で思ってしまう。
約1年かかりました。
私はその方から無事に離れることができました。
不眠にもなり、いよいよ自分が心配になった時、運よく組織改正が起こったのです。
もう一度言います。私は本当に運が良かった。
自分の発信ではなかなか取り合ってもらえなかった状況が
組織改正という抗うことのできない中で、何とか離れられたのです。
そして、現在。
その方から離れて、一気に体調が改善しました。
肌荒れが驚くほど治りました。周りの方からも雰囲気が明るくなったねと言われます。
今の状況に回復するまで2か月程かかりました。
私が学んだこと。
離れる選択をした方が、お互いにとって賢明な人はいる。
それは周りには伝わらないこともある。
自分が無理して合わせることを頑張らなくて良い。
そして、自分を守れるのは自分だけ。
単純に相性の問題。どんなに相手が素晴らしい人でも相性の問題である。
これは、今後生きてゆく中で自分の中にいる子供のような自分という存在を想像しながら、その自分を守ってあげるのは自分だけだと心得たい。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
これからも、自分の子どもに伝えたいこと、親子のコト、モノ、私のなんでもない日常のコトを不定期に綴ってゆきたいと思っています。