自分から恥をかくことは、自分のために繋がる

こんにちは。
皆さんは、恥をかくことは好きですか? 出来れば恥はかきたくないなって私は思っていました。むしろ、恥をかくことって悪いことだと思っていた節もありました。
最近、気づいたこと。それは、自分から恥をかくことって大切なことなんだと。むしろ、自分の中にあった呪縛のようなものから解き放たれる感覚を味わう事がありました。自分の記録としても、書き記しておこうと思います。

改めまして、恥をかくことと向き合ったことも考えたこともなかった私。
ある時、尊敬するから上司から愛情を込めた言葉として『恥をかけ』と言われました。
それを聞いた時は、『いつも優しい上司なのに結構きつい言葉をくれるものだ。』と思いましたが、補足の言葉もちゃんと頂きました。それが下記。

恥をかくことで、自分の足りない部分がわかる。
その自分の足りない部分に向きあって、それに対して取り組みなさい。

当時の私は語学に対してめっきり苦手意識で、『私、英語だめです・・』と、鼻からの語学アレルギーのシャットダウンの姿勢。なんて、やる気の無い、向上心の無い社員に見えたでしょうね。それに対して、上司がかけてくれた言葉です。そこから、コツコツと勉強しましたよ。コツコツ・・・・、それはすぐ身につくものでもありません。今日は、語学の勉強について記したい訳ではないので、その道のりは割愛しますが、やはり『出来ません、だけど勉強します!』と宣言した事がその後に変化をもたらしました。

その時の恥をかくこととは、『私は英語出来ません。でも勉強します。今このくらいのレベルです。』と、低いTOEICスコアを公表したことでした。それはそれは、お恥ずかしいスコア。機会があればTOEIC学習について別の時に記します。でも、そこから数年、履歴書に書いたり、人に少しは伝えられるスコアまでなんとかかんとか。。。以前は、全くダメダメだった英文のメールも読めるようになりましたよ。それは、恥をかいたからです。中には、『今更、英語の勉強して恥ずかしいスコアをとるくらいならやらない方がいいから、私はやらない。』と、言ってくる方も。あの時、『そうですよね。』とやらなかったら数年経った今もあの時の維持だった私。でも、恥をかいたことであの時の自分より、ちょっとは成長しているじゃないか!

そして何より最近、恥をかくって勇気を持つことだと感じたこと。私のような頑固で意地っ張りな性格の人に伝えたい。
自分の本当の気持ちを発するのが苦手であり、恥ずかしいと思ってしまう私。特に、身近な人や大切な人に対して。ありがとうの気持ち、感謝の気持ち、本当は伝えたいのに気恥ずかしくて伝えられないことってありませんか? 
母親や娘とはついつい喧嘩しがちで、でもまあ、ごめんねとも言わずとも仲直りしているのですが。母の日など、やっぱり『ありがとう』と言う言葉を贈れば母も喜びます。娘もほとんど身長も変わらないくらい身体が大きくなってきたけど、ハグしてあげるとやっぱり喜んでくれます(勝手に私が思っているだけかもですが)。
ありがとうで喜んでくれた母からの連絡も嬉しいし、手を広げて待っている私に渋々でもハグに対応してくれる娘に感動する私。結局は、恥ずかしいと思っていることを自分から相手にすることって結局自分が嬉しいのです。

恥をかくって結局自分に素直になることなのだなと感じました。気持ちが軽くなって、本当の自分を伝えることで周りもちゃんと応えてくれるんだと体感しております。

出来ない〜。もうダメ〜。きつい〜。助けて〜。寂しい〜。と、
弱い自分を出して恥をさらすことしかり、
ありがとう! 大好き! あなたが大切だよ! 感謝しているよ!  と、
溢れんばかりの自分の愛情をだだ漏れにすること。
どっちも、結局は自分にプラスで返ってくる事に気づきました。

いつも意地をはって、かっこつけて、素直になれない私。人生100年時代。残りの人生はかっこつけずに恥をかきまくってゆこうと思った今日この頃です。
アラフォーになってから気づいた私は気づくのが遅かったかも。その方が楽に生きられる気がしますし、恥をかくことで昨日より今日の自分がちょっと人間味が溢れる人になれそうです。娘には、恥をかくことの大切さを早い段階でシェアしてゆこうと思っています。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
これからも、いいな!って思ったコト、モノ、私のなんでもない日常のコトを不定期に綴ってゆきたいと思っています。

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