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3.11からのギフト

奪われた

地震、津波、多くの命が奪われた
大地は、海は生きている

人が産み出した 原発事故、多くの命が少しづつ奪われ続けている
地球は生きている 

人が産み出した 気候変動、異常気象、多くの命が奪われ続けている
大空も生きている 

人が産み出した 新型コロナウイルス、疫病、それへの対応、多くの命が奪われ続けている
生きものたちも生きている

泣いている 生きている 
悲しんでいる 生きている 
痛みもまるごと 生きている

実際のところ、ほとんどが人災だ
人の存在がそれだけ大きくなったということでもある

人類はちょっとやりすぎてるんではなかろうか

人類はちょっとやりすぎてるんではなかろうか
もう十分を超えて、ただめくらめっぽうに進み続けているだけじゃないのか?
こんな目に会う必要はないんじゃないか?

本当は私たちは満ち足りている

しかし不足していると思うようになり
もっと生産すれば足りるはず と頑張る
満たされない想いを消費で埋めようという病にかかっている

しかし実際はもう足りている
その利益が富が片寄っているだけ

大地からも海からも命からも人からも吸い上げて
しかし質の低いエネルギーに変換されて
巨大なバベルの塔を作り上げ
大量なゴミは知らん顔
ほとんどここはゴミの星
人々は分断されて
しかしそんなトップダウンな工業文明は内側から瓦解する

足るを知ればよい

足るを知ればよい

バベルな都市にあこがれる必要はない
人のものさしに合わせる必要はない
あなたという贈り物で足りている
産土の土地で足りている

システムに依存している場合ではない
システムには愛は少ない
自愛と慈愛で癒せばいい

必要なだけのエネルギーをそこで作ればいい
インダストリアからハイハーバーへ風の谷へ
私たちには治る力が備わっている
助け合う力も備わっている
作物だって多様に近くで育ったほうが美味しいし

偏(かたよ)った富を、遍(あまね)くわけあえばよい
みなが投資家兼はたらく人になってもいい
シェアリングエコノミーだ
分散し、繋がり合って、暮せばよい
それは 生命の文明だろう

脱ゲーム~再誕生

こんな嘘っぱちのブルシットなゲームを変えるには、
まず片足からゲームを降りることだ

降りても大丈夫だ と思えることが大事だ
降りても大丈夫だ と思えるシステムも大事だ
降りても大丈夫だ と思える仲間も大事だ
降りても大丈夫だ と想えるツナガリも大事だ
降りようかな と思える好奇心も大事だ
降りよう と思える勇気も大事だ
降りて待ってくれてる先達も大事だ
一緒に降りる パートナーも大事だ

そこには

生きた大地があり
生きた海があり
生きものたちがいて
いっしょに生きる仲間がいて

かつて生きたものとこれから生きるものも一緒にいる

地球なくして生きものなく
生きもの無くして地球悲しい

人の中に自然はみんな入ってて
自然の中にも人がいる
お互いがお互いあっての私たち

そういう一人として、このギフトを「のさり」として受取り
この世界に恩返しとして、感謝し、わかちあい、祝福を、歌うのだ、生きるのだ。


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