見出し画像

自分に捧げられているものの本質に気付く

現在、私が日常生活において『先生』と呼んでいる人が3人います。
最近、その3人のある考え、スタンスがとっても近しいなぁ~と気が付きました。

1人目は、ヨガの先生。
正統なハタヨガを実践していて、レッスン時には神がかり的なマントラを唱えてしまうので、泣きながらヨガをする生徒が絶えないというカリスマ先生。

呼吸を観察しているとき、太陽礼拝をしているとき、この先生が言います。

頭で考えることなく、自分の中から自然と「感謝」が溢れてくるようになること。
これを目指して練習する。
私たちは誰一人、自分の力だけでここまで来られたわけでは無い。
あなたの周囲にいて、あなたに関わったすべての人が、その人のその時間を、心を、あなたの為に使ってきた。
その人の時間や心は、その人の命そのもの。
あなたはたくさんの人が命の一部を差し出した、その積み重ねでここに居られている。
そこをあなたも心で理解し、謙虚に、自然に、「感謝」を差し出すことが出来るように。

こういう哲学を掲げて、多くの門下生が育てられています。

2人目は、頻繁にお世話になっている針灸・整体師の先生。
身体に関わることならありとあらゆることを研究して止まない、自他とも認める極限的な身体マニア。

その先生の、最近の言葉。

時間は有限
相手に寄り添うときは〝自分の時〟も使ってます
自分の時間を使うなら
自分は夢のある人を支援したい!と想います

この人は、自分を「治療家」と呼んでいます。
治療家としての自分の本分は、病気を治すのではなくその人の生き方を治すことだ、と。
だから、人任せで自分で自分を治そうとせず、話を素直に聞かず自己正当化に一生懸命で、都合が悪いことには言い訳ばかりする、感謝が出来ない患者さんは…(以下、だいぶ語気が強いので省略…)
ということをハッキリと主張されています。

そして3人目は、もちろんMOMOYOさん
先生というより師匠ですけれどね。

先週YouTubeに上げた動画で、宇宙から「バッサリ切られる」的な発言をされていて、ドキリとした視聴者もいらっしゃったのではないでしょうか。

ずっと以前、たしかブログだったと思うのですが、MOMOYOさんがすべての人を救おうとして本当に大変な思いをされている頃のことを書かれていたことがあります。
それが現在では、ご自身が助けるべき人を助ける、という方向に完全にシフトしていらっしゃると思います。

これは、助けるべき人から漏れた方々を必ずしも否定するということでは無く、学ぶべき物事とタイミングが一致するかどうかという点もポイントになっているとは思うのですが。

ただ、3次元での人間としての時間は限られていて、関わることのできる人の数にも当然上限がある。
そのような中、自分がやるべき事とは…?と考えたとき、時間を、命を、最も大切なことに注ごうとするのは自明のことでしょう。
お互いの時間を無駄にしないというのも、自分なりの愛の表現だ、というお話も以前の動画でされていたかと思います。

時間と、命と、愛。
繋がっています。

≪巻頭写真:Photo by Devang Punia on Unsplash≫

長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。