人生とは、スピリットの自分が仕込んだ各種オプション付き観光ツアー?!
先週公開されたMOMOYOさんの動画、みなさんはどのように受け止められましたか?
【あなたが地球に来た理由】
なんと、私たちが地球に来た理由は、『旅行』…。
スピリットであったときの私たち、別世界での経験を楽しみたくて、あれこれある行き先の中から地球を選択。
そして、地球での人生を全力で楽しむために、スピリットの時の記憶を消し、今の“私”をとりまくストーリーの中を生きている。
どんな問題も悩みもストーリーの一部に過ぎず、しかもそのストーリーは旅行のパッケージに含まれているという。
だから、“私”が何をどう感じているかはともかく、スピリットの方はすべての経験を楽しんでいる…!
同様のお話はこれまで何度か聞いたことがありますが、この『旅行』という比喩は最高!だと思います。
この動画を見てから、私のスピリットはこれまでの人生をどう楽しんでいるかと想像してしまって、それが無性に楽しくて。
きっと自分のことだから、そう簡単には解けないトリッキーな設定を仕込みまくっているんだろうなぁとか。
そのうちのどのくらいをクリアして来ているのかなぁとか。
どのくらいイレギュラーが発生しているんだろうなぁとか。
いろんなことが起こるたび、いろんなことを感じるたび、
「お!ようやくここに到着したか♪」とか、
「おっと、意外なことが起こるもんだ!」とか、
「時間かかってるなぁ…」とか、
「やった、会心の出来!!」とか、
ウヒャウヒャ思われて来たんだろうよ…なんだかしてやられた感。
うふふふふ。
そう思えば思うほど、『旅行』という表現にリアリティを感じて、すご~く腑に落ちていきます。
このブログでも何度か触れているのではと思いますが、私は学生時代からバックパッカーで、これまで57か国をほとんど一人で旅してきています。
今のようにネットが発達してきていない時代から、あそこでこんなことをしようと決めたら、そのためにはどんな風に移動して、どんな準備をして、何に気を付けて…
などなど、事前にいろいろと情報を調べて、旅に臨んだものです。
旅の前は、ワクワク、ウキウキ、ドキドキ。
それが、実は旅の最中は、割と“必死”という表現が適切なことも多くて。
もちろんその場、その場のあれこれを楽しんではいるけれど、
…想定していたバスが永遠に来なかったり、
…滞在が大きなイベントと重なって街中の全ての宿が満室だったり、
…出費をケチって夜行列車の座席で横になっていたら強盗団と鉢合わせしたり、
…ヤバいものを食べてしまってすさまじい食中毒に見舞われたり、
まぁ、クリアしなければ生きて戻れないかもしれない!とビビりまくった状況も、これまでイロイロあったわけです。
その場は、マジで“必死”。
でもね、なんとか切り抜けた快感や、誰かに助けてもらった感謝の気持ちは、宝物のように自分の中に保管されていて。
あぁ、この宝物のために自分はあんな経験をしようとしたんだ、っていうことが、後からとっても納得できる。
人生も一緒かぁ。
なるほどね。
ずっと以前にテリー伊藤さんが、最近では笑福亭鶴瓶さんが、人生の岐路では常に面白いと思う方を選択してきたと語るインタビューを目にしました。
昔の私なら、そんなテキトーに生きられる人はいいなぁ、特殊な人種だな、くらいに思ったものです。
でも、そっちのほうがよっぽど確かな人生なんだということ、今なら解りますよね。
≪巻頭写真:Photo by Raul Petri on Unsplash≫
長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。