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運要素への対策 (ポケポケ)

2回目のエンブレムイベントSP (いわゆる5連勝イベント) がスタートした。せっかくなので、新しくゲットしたセレビィexのデッキで挑戦するプレイヤーも少なくないと思う。筆者もそのクチだ。相棒のジャローダも入れて、意気揚々と参戦した。

しかし、(お察しの通り、) 5連戦もしていれば、どこかでセレビィexのコイントスが大ゴケするのだった。
2ターン連続で0ダメージも何度もあった。2ターンもバトル場に棒立ちしていれば、せっかくつけた2,3個のエネルギーごとトラッシュされ、2ポイントもとられてしまう。

そんな事故さえなければ勝てるデッキでも、5戦に1回の大事故で確実に負けるなら5連勝できない。勝率8割の優秀なデッキだとしても。

運要素を減らしたい気持ちになる。そこで、あらためて運要素について考えてみる。


運要素への対策

運要素の発生を防止することか、不運でも挽回できる対策を用意しておくことが、運要素への対策になる。

  • 先攻/後攻

  • ドロー

  • コイントス

先攻/後攻

回避できない運要素なので、先攻でも後攻でも戦えるようにしておくしかない。

後攻が有利な場合が多い。相手より先にエネルギーをつけられるので、わざを早く出せる。ポケモンバトルでは交互にわざを出す。先手をとって相手をひんしにし、相手にわざを出させないのが有利だ。

後攻がとれなかった時の対策としては、先手をとられにくいよう必要エネルギーが少ないポケモンをメインにする、「」と呼ばれるHP高めのポケモンで耐えてから本命のアタッカーで反撃する、などだろうか。最近は「壁」としてクリムガンが流行っている。

本家では何とも言えない待遇のドラゴンポケモンだが、ポケポケでは大活躍中

このような耐久を前提とするなら、きずぐすりなどの回復カードも役立つことが多い。

先攻が有利な場合もある。相手より先に進化できるので、相手のたねポケモンより優秀なステータスで戦える。進化後にエネルギーが足りれば強みが活かせる。1エネルギーで活躍できるナッシーexやギャロップ (+カツラ) が有名だ。

exじゃないナッシーも、大量にエネルギーつけたポケモンへのカウンターになる

先攻がとれなかった時の対策としては、進化前から活躍できるポケモンを採用する、「」を出しておいて最速手を諦める、などだろう。

  • 必要エネルギーの少ないカードをメインにする

  • 壁ポケモンも用意しておく / 回復カードを入れておく

ドロー

山札からどのカードが引けるかは、運要素がある。

シンプルかつ強力な対策として、ドロー回数を増やす手法がある。

博士の研究、ニャースやシンボラーのわざなどでドローしたり、「サーチ系」と呼ばれるモンスターボールやキャタピーのわざなどでポケモンを手札に入れるなど。

また、2進化ポケモンをメインにしないのもドロー運に依存しない戦略だ。2進化ポケモンは強力だが、ドローが悪いと完成できない。モンスターボールはたねポケモンしかドローできないので、単純にドロー回数を増やすしかないこともある。逆にたねポケモンがドローできていないときは手札にあっても活用できない。2進化ポケモン構成というだけで、ドロー運への依存が高い。

変化球としては、序盤にドローが必要なカードを減らす考えかたもある。ポケポケ特有のルールとして、最初の手札に必ずたねポケモンが含まれる仕様がある。

序盤に必要ないカードたねポケモンの枚数を減らす、サブアタッカーとしてかせきポケモンを採用するなどの工夫がある。

(賛否あるだろうが、ジャローダは1匹ベンチにいれば十分なので、ツタージャ1枚・ジャノビー2枚・ジャローダ2枚で組むなど)

  • サーチ系カードを入れる

  • 2進化ポケモンをメインにしない

  • たねポケモンを絞る

コイントス

先攻/後攻やドローと違って、コイントスする回数は減らせる。セレビィexのようなコイントスわざを選ばなければ良い。

期待値ではコイントスわざダメージは高い設定のことが多い。

例えばポニータの場合、1エネルギー・20ダメージ vs 1エネルギー・10/40 (期待値25ダメージ) だ。1発目で高ダメージを出すチャンスに意味がある場合、中盤以降に何度もわざを撃つ前提がある場合には、採用する理由が十分ある。

コイントスわざのほうが期待値は高い

しかし冒頭に書いたように、5連勝イベントのようにある程度のバトル回数の中で大失敗したくない状況では、コイントスが必要ない安定ダメージわざのほうが好ましいかもしれない。

  • コイントスわざを選ばない

対策のまとめ

  • メイン

    • たね / 1進化

    • 必要エネルギー少なめ

    • コイントス不要

  • サブ

    • 壁ポケモン

    • サーチ系カード、回復カード

2進化ポケモンをメインにしなければ、壁・回復・サーチといった対策カードを入れる余裕が作りやすい。2進化ポケモンを採用するにしても、その他のポケモン枚数は最低限に絞ったほうが良さそうだ。

実際のところ、ミュウツーex、ピカチュウex、ギャラドスexなどのたね/1進化ポケモンメインのデッキがトレンドだ。リザードンexも使われているが、特殊な前提としてファイヤーexが壁とエネルギー加速の役割を同時に果たしているので機能している面があるだろう。

運要素はゼロにできない

そもそも発生を防止できない運要素 (先攻/後攻やドロー) もある。

そのうえ、当然ながら相手もコイントスする。どれだけこちらが堅実なプレイングをしていても、相手の強運ですべてが台無しになることもある。
有名なパターンだが、先攻でバトル場に出たフリーザーexにカスミで大量にエネルギーついたら、かなり厳しい。

ある程度できる対策をとりつつ、それでも不運にも負けてしまったら、無駄にイライラせずに諦めるしかない

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