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私と本棚。

自己紹介


  こんにちは、企画部の野本凜です。所属は経済学部ですが、都市文化祭に参加させていただいています。

座右の銘は、「善く生きる」です。ソクラテスの言葉です。すぐ怠けようとするダメ人間だからこそ人格の陶冶に努めなくては、と思いながらもついダラけてしまう性です。


Q&Aコーナー「好きな魚は?」

  鑑賞対象としてはクリオネ。食べ物として見るなら鮭です。クリオネに関しては、小学3年生のなけなしの金で、サンシャイン水族館限定ガチャガチャの捕食モードのフィギュアを手に入れるために何連もするくらい好きでした。鮭に関しては、鱗が粗くなければ皮まで食べます。

  ちなみに4歳差新卒2年目社会人一人暮らしの姉が飼っているペルシャ猫の名前は「しゃっけ」です。


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 ここで宣伝させていただきます!私は「本棚の片隅、覗かせてください」という企画を担当しています。皆さんに本棚の一部を紹介していただき、それをブクログという仮想本棚サービスにまとめています。6月12日まで下記のリンクで回答を募集しています。ご回答お待ちしております!


アンケート
https://docs.google.com/forms/d/1Yoye08rfJx_V4574GBF_Su2h4QQhiLO_YYJMIArIYGU/edit


私と本棚。~野本の元の本~


「本は、持ち主の心のずっと奥にある内面を表している」

中学生のときに受けた模試の国語の問題でこの文章に出会いました。誰の本だったかは覚えていません。どんな話だったのかすらも覚えていません。けれども、この文章に出会ったその瞬間から、私の胸にこの言葉がしまい込まれています。ずっと奥にある内面、それが何かは分かりませんが、でも今の自分の何かしらの構成要因になっていることは確かです。


  私はそこそこの本読みだと自称していますが、それでも約20年間、読んできた本の中で「人生を変えた本」というものにまだ出会っていません。これから出会う可能性は残されていますが、でもきっとそんな出会いは無いのだろう、と何となく感じます。私にとっての人生と本の関わりというのは、「人生を変えるもの」というよりかは、「人生の軌跡」に近いのです。この一冊で人が表される、というよりかは、今まで読んできた一冊一冊の本が、過去の蓄積の上に成り立っている自分を近似していく感覚に近いのかもしれません。


  最近まで大の写真嫌いだった私は、幼い頃のアルバムもありません。習い事の発表会の写真も一枚たりともありません。小中学校の行事の写真も一度も買ったことがありません。けれども、そんな私の人生を唯一辿ることができるのが、私の本棚に並んでいる、背表紙が取れかけている絵本、書き込みで真っ黒になった楽譜、皺だらけになった文庫本、ほぼ新品の状態の料理本、左上の隅が何枚も折れてしまった参考書………これらの本たちなのです。



次の人への質問


「大学のお気に入りの場所は?」

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