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PCカード型GPIBコントローラーで測定器を制御 PART 3

コントローラー制御ダイアログ

まず最初に測定器およびコントローラーの動作確認用ダイアログを作る。
GPIB制御関数IeEnter()を実行し、設定したアドレスの測定器から返ってきた文字列を表示させる。

ダイアログの作成

「ResourceView」タブでダイアログを新規作成する。

リソースエディタでダイアログにコントロールを配置していく。
テキストエディタで定義することも出来るが、リソースエディタでは大きさや位置合わせ、コピー(これはリソースエディタではIDの重複が起きるので注意)が簡単になる。但し、出来上がった「resource.h」や「resource.rc」をテキストエディタで触ってはならない。

GPIBカード制御ダイアログ

関数プロトタイプ宣言

ダイアログをハンドルする関数プロトタイプを宣言しておく。
ソースコードと定数や変数の定義、関数プロトタイプ宣言はファイルを分けてある。

ヘッダファイルとソースファイル

ウィンドウメッセージ処理

各ボタンを押したときの処理を書いて行く。

メッセージ処理

[ Init I/F ] → GPIBインターフェイスと接続されている測定器を初期化する。

[ Init I/F ]

[ Enter] →アドレス指定した測定器からデータを取得する。

[ Enter]

[ EntByte ] →アドレス指定した測定器からデータの一文字を取得する。

[ EntByte ]

[ SET ADDR. ] → 制御する測定器のアドレスを設定する。

[ SET ADDR. ]

[ EntFile ]→ アドレス指定した測定器からデータをファイルに書き込む。

[ EntFile ]

[ SEND ] →GPIB COMMANDエディットボックス内のコマンドを
     アドレス指定した測定器へ送る。

[ SEND ]

動作確認

[EntFile]動作確認

このダイアログだけでとりあえず測定器を制御しデータを取得できる。
今後、各測定器のパネル操作用ダイアログを作成していく。


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