接写用LED照明の製作
OLYMPUS TG-4の顕微鏡モードは面実装ICのハンダ付け確認に便利だが観測対象に近ずくとカメラの陰で暗くなってしまう。純正の部品でレンズの周りにフラッシュ用LEDの光を導くオプションがあるが・・・まぁ高いので自作してみる。
デジットで50個500円で入手したLEDモジュールを6個使用。1つのモジュールに3個の白色LEDが入っている。これをレンズの周りに配置する。
広角側でもケラレないようΦ28の直径の穴を50mm×70mmのユニバーサル基板に開ける。放熱の点では両面スルホール基板の方が良いが加工しにくい。長時間使わないので片面フェノール基板を使う。
モジュールの裏側に予備ハンダをしておかないと半田が流れない。真ん中はヒートシンクだが、ここはハンダを付けない。1モジュール辺り約15mWぐらい発熱するので長時間点灯させる場合はここもハンダ付けしたほうが良い。
完成。抵抗は1KΩ、1/4Wを使ったが1/8Wでも十分。裏側は傷防止と固定のため面ファスナーのもふもふ側を貼り付ける。
未使用のとき。暗いので若干ぶれている。
照明使用中。非常に鮮明に見える。
カメラのオプションはフラッフュ用の内臓LEDを使うので屋外でも簡単に使えるが、アクリルの部品があの値段だと躊躇してしまう。今回作成したものは電源が必要だが実体顕微鏡にも使えて便利。
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