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『患っている病気をどうしのぐか?』

若い頃に発症した物も含めて40代半ば現在も通院や服薬を余儀無くされている病気達

週5日8時間のいわえる一般的なフルタイム勤務は何とかこなせる様になったものの…
仕事中に
「ごめんね!薬飲んで来ても良い?」
「トイレ行って来ても良い?!」
等と抜けて急いで現場に戻る
休職前には結構有ったこの状況
8年間は勤務したので大体誰がどんな人とかこの瞬間なら抜けられると言った動きも解っていたので然程問題にはならず何とか誤魔化し毎日を乗り切れた

福祉施設と言う仕事柄動きがかなりハードでそもそもトイレに行く時間も水分摂取する暇も無い

更に数年前から新管理による新体制のお陰でかなりシンドイ職場だった

トイレも服薬も最終的にはお互い様的な所も有ったのは少し気が楽だったけど
「今の内に水分とって来な」
「トイレ大丈夫?」
とか声掛けてあげたり

他害、破壊と言った暴力的な行為にも対応しなきゃいけないので職員が殴られても
「仕方ない」と言う職業です
改めて文章にすると中々過酷な職業なのに随分な体制を強いられていたなあ

数ヶ所の福祉施設に勤めましたが結構何処もハードです
職業上それはもうしょうがない
それにしても人間関係以外は過去1酷かった

因みに正社員は休憩なんぞ取れません
昔入職したての頃は私ら非正規雇用の人間迄も休憩が取れない事も有りました
出勤30分後には1時間休憩を取らされて後はラスト迄ビッチリ現場で動く

逆に退勤30分前迄の帰宅前に1時間休憩を取らされる
それ迄ビッチリ現場で動き回る

因みに出勤退勤時刻から前後30分ずれていれば、通常考えたら有り得ない時間帯の休憩でも労働基準法違反に引っかからないらしいですね

ザ・ブラック

以下の疾患を患いながら何とか8年間は乗り切ったが今後如何に転職活動をこなすか

最終的には新しい職場に何としても就職しなければいけないのだから融通なんて効かない新しい職場を想定してどう対処するか

「そんな事より新しい仕事決まるの〜?」
何て後ろ向きな事言ってる場合では無い
此処を少しでも安心出来る様にしておかないと
「いつ何時具合が悪くなったらどうしよう?」と正直気が気じゃ無い

健康第一とは良く言ったものです
本当身体が健康じゃ無いと何も出来ないもの


以下生活に支障を来たす順に記してみる

【内臓疾患】

①子宮内膜症
《経過》
10代後半位から便意を催すとトイレの便座から飛び上がる程の激痛が起こる
性交痛も有った
月経時には立ち上がれずトイレ迄兵士の様に這って行き嘔吐する
生理痛が尋常な痛みでは無く救急車で運ばれた事も有った
この状態を毎月生理が来る度繰り返していた

余りに酷い状態に疑問を持ち始めた頃ようやく【子宮内膜症】なる病名が世の中に浸透し始めた時だった
雑誌で特集を組まれていたので食い入る様に読む
「症状が殆ど当てはまる…私この病気なんじゃないかな…」
産婦人科なんて縁が無かったけど初めて受診するとチョコレート嚢腫が破裂寸前
20歳頃に手術を受け、妊娠出産前後以外は何十年とホルモン剤投与により誤魔化して来た

《対応策》
・先ず破裂寸前のチョコレート嚢腫から血を抜く手術を受ける

・始めはピルや点鼻薬のホルモン剤で月経を止める

治療開始初期、ピルは保険適用外であった為医療費が凄まじかった
保険の効かない漢方薬よりはマシなお値段と言った所
後に保険適用される様になりグッと医療費が安くなった
只当時通った婦人科は今思うと問題では?と怖くなるレベルの適当な医師でした
更年期には骨はスカスカボロボロで酷い状態になる等のリスクもきちんと説明してくれなかった

・当時子宮内膜症の治療で有名であった医師が偶然近所で開業していた
思い切って主治医を変える
ホルモン剤で月経を止める事のリスクを細かく説明してくれた
裕福だった若い頃なので保険の効かない煮詰める漢方薬をメインで服用、毎月3〜4万円程度高い治療代を払い続けた
他に処方されるロキソニンは常用
ピル等のホルモン剤は更年期に酷い目に遭うので避けると言う当時の主治医の意向に同意した
この医師の判断により当時からチョコレート嚢腫は卵巣ごと摘出される手術がメインだったらしいが
「貴方は今若いから子供は要らないと思っているけど、もう少し歳を取ったら欲しくなるかもしれないよ。だから摘出はやめましょう。」
と言われて通院の度に4時間待ちとかが普通の大病院を紹介される
局部麻酔で卵巣内の血を抜く手術が出来る数少ない病院との事で何度も通いオペを受ける
これがマジでキツかった…
分娩台みたいな所に暴れると危険だからと股を広げた状態で全身拘束される
膣から局部麻酔のみを打ち血液を抜き取ると言う絶叫ものの手術で有った
余りの痛みに泣き叫んだ怖い思い出

・手術後、手術前程症状は酷く無いがそれでも激痛生理痛が全く来ない訳では無いのでやはり救急車で運ばれる事も有った
でも以前の様にトイレに這って行き吐くのくだりが若干少なくなったかもしれない

・奇跡の妊娠から出産
その間は服薬せず済みました

・出産後症状が軽くなるなんて当時噂になっていましたが私の場合は嘘でした
アレは単なる噂レベルだと思います

その噂の根拠が妊娠から出産後迄自然に月経が止まるのでその間繰り返し卵巣内で起こっていた
《月経の度に卵巣へ血液が溜まってしまう》現象が一時的に無いからと言う理由だけらしい
・出産後直ぐに月経が始まった
産まれたばかりの赤ちゃんを育てながら月経が始まるとトイレへ這って行き吐く、激痛に寝込む等以前の様な酷い症状に見舞われる
正直こんなものが毎月来ると赤ちゃんのお世話も困難で再度ホルモン剤治療を受ける
結婚によりもう保険適用外の漢方治療を受けられる様な経済状況では無かった
この頃からホルモン剤治療に戻るがそれらホルモン剤治療にも徐々に保険が適用され医療費の負担は軽くなって行った

・ディナゲストと言う医師いわく子宮内膜症に特化したホルモン剤が出始めたので何年もそれを服用
不正出血は有るものの何とか誤魔化せるレベルになり、ロキソニンを同時に服用しながら何とか働き始める

・ディナゲストが何故か効かなくなり不正出血は多量で回数も多くなる
悪性では無いが筋腫も出来る
このディナゲストも結構なお値段なのに服薬している意味が無くなっていく
普通に月経の様な出血を繰り返す様になり中断した

・何のホルモン剤治療も受けない日々
40代半ばだった為月経が上がらないかと期待していたが未だ上がらず
毎月通常通りの月経が来てしまう
私の場合顕著に酷いのは排便痛なので胃腸の調子を常に整えておかなければ子宮に激痛が走る
それなのに何と1番コラボしてはいけない
【過敏性腸症候群】
を長年患っている
コイツとのコラボでお腹は常に下痢か便秘
その便秘ターンのガスが溜まる際、子宮に激痛が起こる

・その激痛から逃れる為に様々な下剤を試してみるも惨敗
職場で毎日便秘のターンではお腹がガスでパンパンに張り子宮に激痛走らせてるか
調整の難しい下剤でトイレに駆け込むかの冷や汗モンの出勤時

【子宮内膜症×過敏性腸症候群】
1番コラボしてはいけない病気達なのになんとトドメにもう1つ

【パニック障害】
「今お腹壊したらどうしよう…」
「ヤバい!子宮が痛い!でもコレガス抜かないと治らないやつだよどうしよう…」

強迫観念が絡んできます
まさかのトリプル!これには参ってます

【子宮内膜症に新薬誕生】

・試してみますか?と言われたこの新薬
4週間に1度注射を打つらしいのですが
お値段1回1万5000円
注射だけでの値段なのでそこにプラスで診療代も勿論乗って来ます

・もう一つ提案されたのが子宮にリングをはめ込む施術

コレは昔から聞きますがうーん…
性交痛も排便痛も有る私には痛そうだし身体への負担も凄そうだし正直やりたく無いんです

・4週間に1度の1万5000円の注射での治療
受けたかったけど金銭的に無理だった…

正社員になってボーナスも少なくても貰える所ならとっとと借金返してこの治療受けれる!なんて凄く前向きに転職考えてたけど甘かったな
話が長過ぎて対応策迄辿り着けて無いよ
トホホ

続く

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