島留学での生活 個人blog
こんにちは☀️
大人の島留学で島根県隠岐郡海士町に住んでいるものです。
大人の島留学とは
他の島留学の人(3〜6人)でシェアハウスをしながら、1年間委託業務として隠岐島島前地域の海士町、西之島、知夫村の三つの島で働ける制度です。働ける事業所も選ぶことができます。
その他にも、3泊4日の「お試し島留学」、3ヶ月の「島体験」、1年と2年の「副業島留学」というものがあります。
海士町で暮らしてみて3週間、研修を通してさまざまな理由でこの島に訪れていることがわかり、さまざまな人と関わることができました。
研修とはなんなのか!?
研修といっても、よくある「ビジネスマナー講座」や「業務上必要な知識の講座」ではなく、自分を振り返ったり、他の島留学島体験生の話を聞いたり、地域の方と関わり、慣れていくための研修です。
来島して約2週間の間の研修
海士町、西之島、知夫村の人の違いや、土地の違いなどを肌で感じてもらうために、ミックスされた3グループに別れてそれぞれの島を回ったり、この土地でとれた山菜を地元のおばあちゃんと一緒に作ってみんなで食べたり、とれたての魚を3枚おろし体験したりするなど、私にとってはどれもやり慣れていないために、新たな発見として刺激を受ける毎日でした。🥦
そういった体験もありますが、役場のホールで島留学生、島体験生が集まって、「自分がなぜここにきたのか」「これから島で何をしたいのか」「自分たちは何者なのか」というのを何日間か一人一人発表して、整理する時間をくれました。
自分のことを整理できることももちろん良いのですが、他の留学生体験生の話を聞くと、「仕事をするために来島しました」「なんとなく直感できました」「都会から離れて自然に囲まれて生活がしたかった」などと答える人がいました。
そういった理由や背景などを言葉にして話すことで、相手の情報がわかり。話が止まらず発展することもしばしばあります。
話は理由や背景だけではなく、合間に関係ない雑談をすることも
島体験、島留学生は大学生〜29歳までの人がいますが、いざ島に来て話してみると、みなさん年齢差関係なく気さくに話してくれました。
さらに面白いなと思ったのが、来島して3週間経った今、留学生と体験生同士の関係が深まり、LINEのグループで情報を共有したりして、島での生活をお互いに助け合おうとする行動がみられるようになりました。
来島して初日の困難をそれぞれ乗り越えた経験があったからか、「こういったことが困ってる」というと、すぐアイデアを出してくれたり、教えてくれたりしてくれました。
さらに優しいのは、島留学生や島体験生だけではありません。地域住民のおじいちゃんおばあちゃんも会うと挨拶をしてくれ、お裾分けや、作り方などを教えてくれます。
私は、地元のおばあちゃんにタッパーで梅と砂糖味ふきとピリ辛味のふきを頂きました。
食べてみると、程よいとろっとしながら、シャキッとした食感であり、どの味も美味しい!!!
ですが、この土地の風習として「タッパーでもらったら何か入れて返したほうがいい」という言葉を研修中に聞いていた為、「何か返さなくては」と少し悩んでいました。
後日大人の島留学の運営の方にそのことを相談したところ、「あげたいものを思いついたらで良い」と、いっていただき、軽い気持ちでやり取りしても良いんだな、と安心しました。
現在私は研修が終わり、働き始めてまもなく、取り組める仕事がないので資料を読まさせてもらい、学んでいる最中です。
もっとこの海士町の人たちのことを知りたいと思っています。
ではまた次回。
大人の島留学事業 運営事務局
運営会社「一般財団法人島前ふるさと魅力化財団 地域魅力化事業部」
住所
〒684-0404
島根県隠岐郡海士町大字福井1365-5
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