保護者なら知っておきたいサポートのポイント
大学入学共通テストまで残り1か月。受験勉強もいよいよ佳境に入る時期です。お子さまが最大限の力を発揮できるよう、保護者としてどのようなサポートができるのか、日々お考えの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、先輩保護者の体験談をもとに、受験直前のサポートについてポイントをご紹介します。
心理面でのサポート
受験生にとって精神的なプレッシャーがかかりやすいこの時期は、ご家庭での心理面のサポートが重要となります。普段通りに接してリラックスできる雰囲気を作ることや、学習の進み具合を必要以上に気にせずリビングでくつろぐ時間を認めるなど、お子さまが安心して過ごせる家庭環境を整えましょう。
学習面については基本的には本人に任せることがポイントです。勉強の内容や進み具合については、お子さま自身が高校や予備校の先生に質問し、主体的に取り組むことをお勧めします。
健康管理と食事面でのサポート
健康管理も重要なサポートの一つ。先輩保護者の多くは、栄養バランスの整った食事の提供と、お子さまが気持ちよく眠れる環境づくりに力を入れていました。また、家族全員での感染症対策や、お子さまに手洗い・うがいの習慣づけや外出時のマスク着用を促すことも大切です。
ただし、あまり神経質になりすぎることは避け、保護者としてできる範囲で無理のないサポートを心がけることが望ましいでしょう。
スケジュール管理と手続きのサポート
受験期は各大学の出願期間や試験日が重なることも多く、スケジュール管理が複雑になります。受験勉強で忙しいお子さまのスケジュール管理を手伝うことは、大きなサポートの一つです。
多くの先輩保護者は、家族全員で共有できるカレンダーやスケジュール表を活用し、重要な期限を見落とさないよう工夫していました。
普段のスケジュールはスマホのアプリ等で管理されているかもしれませんが、あえて紙のカレンダーに出願日や試験日、検定料の支払い期限や必要書類の郵送期限などを可視化すると全体のスケジュールがぱっと見られてわかりやすくなります。
上記のようなスケジュール管理は、UCARO familyが提供する「受験お助けテンプレート」の“受験計画表”でも効率的に行うことができます。会員であれば誰でも利用できるので、ぜひダウンロードして活用してみてください。
リビングなどの家族が日常的に過ごす場所に掲示することでいつでも確認でき、親子で確認しながらスムーズに手続きを進められます。
出願手続きのサポート
出願手続きの最終確認は保護者が一緒に行い、内容にミスがないかを確認することが大切です。特に試験の選択科目や試験地の選択ミスは、よくある失敗例として報告されています。
ある先輩保護者は「出願手続きを本人と一緒に行い、試験地の選択などを二人で慎重に確認しました」と振り返ります。
保護者が一緒にダブルチェックをすることで、試験が受けられない、志望内容と異なる出願をしてしまうといった、致命的なミスを未然に防ぐことができます。
まとめ
先輩保護者の経験も参考にしながら、受験生が持てる力を最大限発揮できるよう、温かく見守っていきましょう!