レールを捻じ曲げるはなし
皆さん、レール捻じ曲げてますか?
こんばんは、僕です。
生きていたら何度か人生の分岐点となるタイミングがあります。
人間は生まれながらにして長いレールが真っ直ぐ伸びてるわけです。
例えば、進学。
小学校、中学校、高校、大学と進学するのが真っ直ぐのレールだとしましょう。
でも小学校や中学校で私立に進学する子もいますよね。
これはレールを捻じ曲げてるわけです。
何もしなかったら真っ直ぐ進むところを無理やり方向転換してるんです。
これってすごい体力がいることですが、小学生という若い時にレールを曲げたことにより、それからの未来はより大きく曲がることになるんです。
ボウリングでも投げる方向の角度をちょっと変えただけでピンに届くころには全然違うところにいってますよね。
角度を変えるタイミングを早めるだけで、ゴールの位置は大きく変わります。
僕の場合、小学校から高校まで普通に進み、NSCに入学し、芸人になり、芸人をやめ、構成作家になり、上京を決め、今に至ります。
この中でレールを捻じ曲げたのは3回。
芸人を辞めた時、作家になった時、上京を決めた時。
このタイミングが大きな決断をした時、つまりは悩んだ時期でした。
悩んだといってもネガティブなもんじゃないですけどね。
NSCに入学した時や芸人になった時はレールを曲げてません。
真っ直ぐ来たらそうなってました。
つまりレールを曲げるというのは違う方向への決断をするということです。
もし一度もレールを曲げてなかったら未だに売れない芸人をやってたと思います。
「もし続けてたら売れてたかも」なんてこれっぽっちも思いません。
周りに天才がようけいたんで、そこに関しては恵まれてたと思います。
最初にも言いましたが、レールを曲げるのには体力がいります。
芸人を続けるよりも辞める方が体力いります。
大阪で作家を続けるより上京する方が体力いります。
これは実体験なんで間違いない。
レール曲げない方がそのタイミングでは確実に楽です。
でもどこかでレールは曲げるべきなんです。
だって真っ直ぐのレールって先々の景色が見えちゃうんですよ。
そんなん面白くないでしょ。
もしかしたら遠くから見てたら汚かった景色も、近付いてみたら綺麗な場合もあるかもしれませんがそんなんマレです。
人生掛かってんのに「もしかしたら」に期待してる場合じゃないでしょ。
これは僕の価値観なんで、真っ直ぐのレールを走ってる方をどうこう言うつもりはありません。
そっちが正解と考える人の方が多いかもしれません。
でも僕の性格的に苦手なだけです。
あと確実に言えるのは、年齢を重ねるごとにレールを曲げにくくなるので、やりたいことがあるなら若いうちに曲げた方がいいですよ。
まぁ何歳でも曲げようと思えば曲げられるんですが、若い頃より腕力無くなってるし、レールも錆びついてるんで曲げにくくはなってます。
ここまで書いて「レールを曲げる」という例え自体にしっくり来てないんですが書き直すのもアレなんでこのまま投稿します。
じゃあまた。