女芸人No.1決定戦 THE W 2021感想
いきなり書いていきたいとこですが、数か月ぶりのnoteなんで些か緊張しています。
最初は毎日書こうと思ってたんですが、やっぱ継続って難しいんですね。
ということで、タイトルにもあるように昨日行われたTHE Wについて書いていこうと思います。
番組終了直後から審査結果についてネットが荒れているようですが、僕が見て思ったことを書きます。
各ブロックの代表者の決め方がクソすぎたんでそこから書こうとも思いましたが長くなりそうなので割愛します。
えー、決勝に残ったのが10組でそこから最終決戦に残ったのが3組。
Aマッソ、天才ピアニスト、オダウエダ。
で、優勝はオダウエダ。
この結果に荒れとるわけですね。
で、ここから僕の意見です。
荒れるほどの差は3組に無かったんじゃないでしょうか。
まず1組目のAマッソ。
漫才とプロジェクションマッピングを融合させた漫才。
昨年もこの形でやってましたが他のコンビがやっていない唯一無二の漫才。
いや、漫才ではないか。とはいえコントでもない。
そのチャレンジ精神は素晴らしいですが、「面白い」という感情より先に「すごいなぁ」と思ってしまうんです。
お笑いというよりアートのような。
実際、どんな内容のネタやった?って聞かれても細かくは覚えてない。
なんかペイズリーが出て来たな、くらいです。
例えばこの番組を観てた人100人にAマッソ何のネタやってた?って聞いても「ペイズリーのネタ」とネタの中身を言う人より「プロジェクションマッピングを使ってた」って答える人の方が多いと思うんです。
つまりまだネタの中身がプロジェクションマッピングを超えれていない。
フリップを使ったネタを見た人に「どんなネタやった?」って聞いて「中身覚えてないけどフリップ使ってた」って答えられてるようなもんですからね。
ただ、これを超えたら強いですよね。
もっとこのネタをやり続けてプロジェクションマッピングが当たり前というところまで持っていけたらネタの中身がもっと入ってきそうな気がします。
2組目は天才ピアニスト。
スーパーのレジで、レジの中身を見て献立を当ててくる店員さんのネタ。
設定も良く中身も面白かったんですが、3組並べてみると設定がベタすぎるように感じられたのかもしれません。
実際、スーパーという設定はベタですが、献立を当ててくるという切り口はとても良かったです。
しかし残り2組が普通じゃないネタだったので、その影響をモロに受けた気がします。
逆にトップバッターの方が良かったかも、とさえ思います。
あと、ああいう暗転、明転を繰り返すネタは間がとても大事なんですが、今回はあの番組の為に組まれた特殊なセットなので、1発目の暗転とそれ以降の明転のタイミングがうまいこといってなかったですね。
特に階段についてる照明が毎回ワンテンポ遅れて明かりがついていたのでそこは気になりました。
そんな些細な事と言われるかもしれませんが、こういうのって意外と大事なんですよ。
まぁここは実力もありますし、平場も強いので売れるのは時間の問題でしょう。
最後にオダウエダ。
カニのストーカーのコント。
一歩間違えればインディーズ芸人がやりそうなシュールなネタでしたが、ボケの方の演技力とそれに相反して単調なツッコミが逆に耳に残りました。
わざとああいったツッコミをしてるんでしょう。
その方がネタの世界観が出来ますし、ボケが立ちますよね。
というわけで個人的な感想になりますが、ネットが荒れるほどの差は無かったように感じました。
まぁお笑いなんてもんは好みですからね。
目玉焼きに何かけたら美味しいか、と同じレベルです。
正解なんてないですから。
この決勝に残っただけでも素晴らしいですし、実力は確かなので、今後の活躍を温かく見守りましょう。
最後に、オダウエダさん、優勝おめでとうございました。