プラスチックは減らすだけでいいの?
今問題になっているプラスチック問題。
スーパーがビニール袋を廃止したり、個人でもプラスチックフリーを実践する人が増えました。
それはとても素晴らしいこと。私たちは便利を求めた結果、プラスチック製品であふれている。
完全プラスチックフリーは難しくても、「減らす」という意識を持つだけでも社会は変わるでしょう。
プラスチックを減らすと共に意識すべきこと
ただ、プラスチック削減とともに忘れてほしくないことがあります。「正しく捨てる」こと。
ゴミ箱に行かずに道端、海や川に捨てられたゴミがどれだけあるか。
鳥や海洋生物の胃袋から大量のプラスチックが発見されました。
胃袋から出てきたゴミの量や、口や身体に引っかかってしまった姿を見るとショックな出来事。
それだけではない、私たちはプラスチックを食べた魚を採って食べることになるのです。
また、服からでたマイクロプラスチックは海へ流れていくそうだ。魚だけでなく貝も吸収すると言われています。
もうひとつ。タイの友人から聞いた話で、バンコクでは洪水が起きるたびに川に溜まったゴミがあふれだすそう。しかし、市民は政府の対策しない政府のせいにするのだとか。
私たちができるアクションとは
考えてみてください。
私たちが海にゴミをポイ捨てしなければ、海洋生物は大量のプラスチックを食べなくてもいいだろう。
ポイ捨てしなければ、洪水で町にゴミがあふれだすことはないだろう。
ゴミ(プラスチック以外にも)を減らすとともに、ゴミを正しく捨てる(ポイ捨てしない、きちんと分別する)
当たり前のことができていないから問題になっているのではないでしょうか。(一部の良識ない人がやるのでしょうが。)
海へ行ったときに、気づいたらひとつでも良いから拾う。
今回はプラスチックを例に挙げてみましたが、環境を無視することで私たちの生活への影響はいろんな形で出てくるでしょう。
私たちの生活を安全にするために環境問題について考えてみてはどうでしょうか。
旅を通じた人との出会いや、旅でしか分からない気づきを大切にしています。 リモートワークしながら旅ができる生活を模索中。 ニュージーランドでワーキングホリデー済、一人旅・ヨガ・家庭菜園好き