アイソトープ治療本番です。治療の手順について
2017年11月25日
本日も見ていただきありがとうございます。いよいよアイソトープ治療当日になりました。
アイソトープ治療1日目
アイソトープ治療1日目は、検査薬の服薬だけで終わります。
この検査薬には特別なヨウ素が含まれています。服薬してから24時間経過後に、このヨウ素が甲状腺にどれだけ取り込まれたかを調べます。その結果次第で2日目の放射線投与量が決まります。
また、事前にヨード制限が上手くいかなかったりするとこの検査でヨウ素が甲状腺に集まらず、その時点で今回は失敗・・・なんて事もあるそうです。
少し心配ですが、とりあえず自分なりにはヨード制限を徹底したつもりです。きっと大丈夫でしょう。
と、本日の検査はこれだけです。
アイソトープ治療2日目
さて、いよいよ本番です。
2日目はこんな感じで進みます。
甲状腺検査
診察
放射線服薬
帰宅
甲状腺検査
まずは甲状腺検査です。この検査では前日服薬したヨウ素がどれぐらい甲状腺に取り込まれたかを調べます。特別な機械を使って15分程度かかります。ただ本人は台の上に寝ているだけなので痛くも痒くもありません。
診察
次に診察です。ここで甲状腺検査の結果を教えてもらいます。私の場合は42%ヨウ素を取り込んでいたとのこと。
一瞬・・・「え?少なすぎない?」と思いました。他の人のブログを見ると70%とか普通に出てましたので。
私は頑張ったつもりでしたが、もしかして失敗なのかな?と思いましたが先生はその事にな何も触れずにアイソトープ治療について説明が始まりました。
なにはともあれ無事に飲めそうで良かったです。
※後で知ったのですが、ヨウ素を取り込む多さというのはバセドウ病の症状が酷い人ほど多く取り込まれるそうです。
例えば健康な人ではどれだけヨード制限を頑張っても10%~30%程度しか取り込まれません。それがバセドウ病患者になると40%以上取り込まれるようになります。
私の場合は血液検査からも、それほど酷い症状はありません。なのでヨウ素摂取率も42%と低かったんですね。ヨード制限ができていなかったわけではないとわかり安心しました。
放射線服薬
いよいよ服薬です。いろいろな方のブログを見ていると頑丈な放射線室の鉄扉を抜けて個室に案内され、マトリョーシカのような何重にも重なった箱の中から薬を取りだし服薬する・・・なんて事が多く書かれていました。
しかし伊藤病院では、拍子抜けするぐらいあっさりしていました。
B1Fの放射線室の中に入ると放射線技師?ぽい先生がいます。その先生が普通に紙コップに放射線の入った薬をポンと入れて渡されます。そしてこう言います。
先生「触らないようにコップから飲んで下さいね」
私「あ、はい」
コップの中には3錠の薬が入っていました。本当に風邪薬のようなカプセルです。私は3錠いっぺんはきつそうでしたので二回に分けて飲みました。
はい、終了です。あまりにあっけない感じでした。本当に放射線飲んだのかな?そんな感じです。
ただ会計の時に貰った診療明細書にはこう書かれていました。
ヨウ化ナトリウムカプセルー1号 37MBq
ヨウ化ナトリウムカプセルー3号 111MBq
ヨウ化ナトリウムカプセル-5号 185MBq
調べると、このヨウ化ナトリウムカプセルが放射線カプセルの事でしたので、ちゃんと飲んだみたいですね。合計で333MBqの放射線量を飲んだみたいです。ただ単位の意味はわかりませんw
帰宅後の様子
帰宅後の様子ですが、私の場合は何も変化がありませんでした。痛いわけでも苦しいわけでもなく本当に何も変わりません。
放射線を飲んだんだからきっと、すごい体調の変化があるはず!そう思い込んでいましたが、ビックリするぐらい何もおきませんでした。
まぁこの放射線は即効性があるわけではなく服薬後2週間ぐらい経って症状が出てくる人もいるそうなので、あまり気にせずに過ごしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。