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【もっと知りたい産山村】シリーズ第10弾!『ファームビレッジ産山』
産山村の飲食店や観光施設、観光スポットや特産品などにスポットを当てたインタビュー『もっと知りたい産山村』シリーズ。第10弾は、大草原の中のロッジとして人気の「ファームビレッジ産山」さんのインタビューです。
ロッジには暖炉も完備
九州の名峰・阿蘇、九重、祖母を望み、少人数で利用できるロッジから、グループ利用も可能な大型ロッジ、オートキャンプなどさまざまな宿泊スタイルに合わせて利用できる。
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「産山村のいいところは、景色の良さ、水の良さ。当施設へのリピーターが多いのもうなずけます。」
こう語るのは、ファームビレッジ産山のスタッフ、志賀順子さん(58)。自身は、産山村に隣接する大分県竹田市の出身で、村出身のご主人との結婚を機に移り住み、産山での生活は37年になる。
「当時は、兼業農家で米作や赤牛も飼育していましたが、3人の子が独立するよになり、村内の温浴施設(花の温泉館=休館中)で働くようになり、別の施設をへて、施1年前からファームビレッジで働いています」
志賀さんは、客の受付や館内の清掃などを行うほか、「ロッジで使う暖炉の薪割りもやりますよ」と話す。てっきり、刈りだした丸太を1本ずつ割るのかと思ったが、「もちろん機械でやるますよ」と笑う。
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また来たい…と言われるのがうれしい
志賀さんに、施設を案内してもらったが、暖炉が設置されているほか、冬場はこたつも使え、もちろん夏には冷房も完備。
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「産山の冬は寒いですが、ここは快適ですよ。生活するには車がないといけませんが、静かなところで、都会で暮らす子供たちが帰省してくると、『この静かさは魅力だね』と話しています」
コロナ禍で、施設も平日には苦戦するが、休日には満室になることもあり、「福岡を中心に、大分、鹿児島、佐賀…と九州全域からお客さまが訪れてくれます。『また来たい』と言われると、気持ちよく使ってもらえてうれしいな、と思います」と仕事のやりがいを語る。
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施設内には、木造2階建てのロッジ(定員7人)が10棟、オートキャンプが18サイト(1区画8人程度)あるほか、研修や合宿にも使える大型宿泊施設「パンプキン」(定員30人)、天文台などもある。バーベキューもでき、食材や木炭の提供(有料)もあり、阿蘇の大空の下で食べると一層おいしく感じるだろう。
※年齢などは取材時のものです
ファームビレッジ産山
◆住所:〒869-2702 熊本県阿蘇郡産山村大字大利585
◆電話番号:0967-25-2210
◆Webサイト:http://farmv.ubuyama.com/
◆営業時間:チェックイン午後2時 チェックアウト午前10時
◆定休日:不定休
◆駐車場:50台
◆料金:ロッジ=18,370円~ オートキャンプ=5,170円~ 大規模ロッジ=36,850円~