【もっと知りたい産山村】シリーズ第17弾!『ヒゴタイ公園キャンプ村』
産山村の飲食店や観光施設、観光スポットや特産品などにスポットを当てたインタビュー『もっと知りたい産山村』シリーズ。
第17弾は、ワーケーションからトレイルラン、トレッキングまでできる、充実した施設が人気の「ヒゴタイ公園キャンプ村」さんのインタビューです。
寝具や食器など施設を一新
標高900メートルのヒゴタイ公園は夏には村の花「ヒゴタイ」が咲き誇り、キャンプ村一帯は四季折々の草花を楽しめる。なんといっても、阿蘇、九重、祖母―という阿蘇の山々が一望できるのが魅力だ。
恵まれた自然環境が人気のキャンプ場だが、1989年のキャンプ場オープンから30年以上がたち、施設の老朽化は否めなかった。
「昨年(2021年)、ロッジの寝具や食器類、トイレの洋式化や洗面所などを改装しました。設備を一新し、お客さまに喜んでいただいています」と話すのは、オープン時から働く高橋博文さん(64)。
大阪で10年サラリーマンをしていたが、32歳でUターンし、シイタケや野菜を育てながら、キャンプ場の仕事をしてきた。
キャンプ場が高原にあり、川が流れていて夏も涼しい―というのが魅力だが、「やまなみハイウェイの無料化(1994年)以降、九州各地から大勢のお客さんが来られ、忙しい時期が続きました。しかし、この数年は残念ながら熊本地震、水害、そしてこのコロナ禍…というトリプルパンチ。施設を新しくして、新たにお客を呼び込みたい」と高橋さんは話す。
キャンプブームに期待
場内にはキッチン・シャワーを完備した14棟のロッジや常設の10張のテントのほか、「図書室」もある充実ぶり。夏には河川プールも開設されて楽しめる。
「最近はソロキャンプがブームでもあり、ひとりで来られる女性もいらっしゃいます。トレイルラン、トレッキングをしたい方にも人気が出ています」と高橋さんはアピールする。
県内の高森町を拠点とする女性だけの劇団「096k熊本歌劇団」所属の女優、片山紗雪さんは高橋さんの姪。「一度舞台を見たのですが、迫力がありました。応援しています」と笑みをみせた。
※年齢などは取材時のものです