ワクワクした道を選んだ話。

10月4日（日）
よいしょっ。

前回は、1回目の就活終了の話をしました！

1回目、、、（笑）
その後の話を今日はしていきたいと思います。

覇王色って本当にあるんだ。

内定承諾をした12時間後に、
銀座の雑居ビル（本社）にいました。
土曜日のオフィスはガラガラで1度面接をしていただいた役員の方一人。

「社長は社長室にいるから」と言われ、
言われるまで会議室で待機。
たぶん、就活を経験した方は、
みんなこの緊張感味わってるはず！（笑）

役員の方を裏切りたくない気持ちと、
どうせこの会社には入らないだろうと思って
なんとなく内定承諾したことは隠してました。

「コンコン、失礼します。」
ドア開けた瞬間、覇王色で気失うかと思いました（笑）
これが経営者なのか、と。
そこからは一瞬でした。
時間にすると10分ぐらいだったと思います。

・迷ってる会社の魅力はなにか
・なぜこの会社を受けたいと思ったのか
・逆質問

この3つについて社長と話しました。
特に、迷ってる会社の魅力を聞かれて、私の想いを話したときは、
社長は全く否定をすることなく、
社長自身の言葉でその会社との違いや事業の関係性を
話してくださったのが印象的でした。

そして、逆質問。
何を聞こうか迷うところですよね。
普通こういうのって準備していくと思うんですが、
12時間前には就活を終えた気持ちでいる私は
全く準備せず挑んでしまったため、
咄嗟に出た質問はこれでした。

「社長の夢ははなんですか？」

なんとなく、この社長って将来どうなりたいんだろう、
と面接で話をするうちに思うようになっていました。
私の想像では、会社や事業の将来を答えてくれるのだろう、
と思ってましたが、答えはこうです。

「戦後100年のとき、総理大臣でありたい」

内心「えええええー！？」って感じでしたね。（笑）
まさか、社長自身の夢が返ってくるとは思わず
率直に“かっこいい”“見てみたい”って思いましたね。

私の頭の中はワクワクでいっぱいでした。

この人の下で働いてみたい。
この会社が今後どうなっていくのか見てみたい。
この会社の成長に関わってみたい。

面接が終わった後、会議室に戻って
その場で役員から内定証書をいただきました。
※なぜか内定証書には“10年間有効”って書いてました（笑）
　今の内定証書には入ってないらしいです（笑）

そこでやっと既に内定承諾していることを役員に話しました。
時が止まってましたね。。。（笑）
でも、きっともう1社に入る気でいたとしたら、
隠したまま内定辞退していたと思います。

ここが私の今の会社、新卒1社目に選んだ会社です。

そこからは、メンターと想いを整理して、
辞退の電話をして（涙堪えるのに精一杯）、
その足で東京に向かって内定承諾をしました。
※雑居ビルやだな〜という気持ちは払拭できず（笑）
まさか、自分が内定承諾辞退をする大迷惑な学生に
なってしまうなんて。。。

本社に行くと、社員の方がたくさんいて、
「〇〇（辞退した会社名）の子だ！」と、
人事マネージャー言われ、出迎えられました（笑）

後々聞いた話だと、
「これから東京に向かわせますが、内定承諾します。」と
メンターが役員に電話した時に
「〇〇（辞退した会社名）に勝ったぞ！！」と
社内では大盛り上がりだったそうです（笑）

ちょうど私の2018年新卒は、
新卒採用に本腰を入れ始めた年でもあり、
メンターがいた会社（エージェント）と
契約をした初年度だったということもあり、
とにかく新卒採用の成功が
会社として大きなミッションだったみたいです。

今となっては笑い話ですが、

会社名が少し変＋知名度が低い、ということもあり、
「そんな会社大丈夫？やめときな。」と、
たくさんの人に言われました。
それを言われるたびに、元々大手志向だった私は
心が揺らがされまくってたのですが、1年目の夏に転機が訪れます。

都内で1年に1回開かれる人材サービスの展示会に
出店した際、現場スタッフとして参加しました。
当日は、15分セミナーを新卒1年目が
順番に回していく、というイベントもあって、
緊張しながらも貴重な経験をしました。

そこでなんと！
横のブースが「辞退した会社」だったのです。。。！

こんなことってあるんですね。。
「そんな会社大丈夫？やめときな。」と
大好きだったその会社の人事の方にも言われてた私ですが、
1年後には目に入る存在になり、
チラシ配りの新卒ではなく、
経営者・人事向けに3日間セミナーで登壇している私がいました。

人生なにがあるかわからないです。
もちろんその出来事が全てではないですが、
やっぱり自分のワクワクを信じて良かった、と思えた瞬間でした。

さらに、新卒入社3ヶ月後には、
雑居ビルから日本で１番家賃の高いビルにお引越ししました。
自分が成果を出す前に会社のステージが上がり出していた事は
少し悔しかったですが、
それでもやっぱり嬉しかったですね。

もし、この記事を就活生が見てくれていたら、伝えたいです。

自分の人生は、自分で決めること。

自分のワクワクを押し殺すように、
周りの言葉を自分の決断として、
入社1年目の夏、逆の立場でブース横にいたら、と思うとゾッとします。

もちろん、周りの意見は大切です。
家族や先生、メンターや社会の先輩の意見を
たくさん聞くことで多くの視点を得られます。

それでも、最終的には自分で決めること。

これが、自分の人生を自分の足で歩く秘訣だと私は信じています。

そんなこんなで2018年4月、
新卒1年目がスタートしました！！！！
それはそれは、もう、悔し涙を流す毎日でした。
この話は、また今度。