ツヴィリング J.A. ヘンケルスの裁ちばさみをもらった
昨日、真紅の薔薇のペーパーバッグに入って私のもとへやってきたのは、
ツヴィリング J.A. ヘンケルス社の裁ちばさみ。
ドイツの刃物産地であるゾーリンゲンに本社を置き、 日本には1970年の
大阪万博で初めて紹介されたと聞くが、創業は今から 293年前の1731年で、数あるゾーリンゲンの刃物メーカーの中でも、ひときわ歴史あるブランドである。
ツードール(双子のマーク)のロゴが有名で、
洋裁を長くやってきた私には、性能・品質・成果・値入れなど、
どれをとっても最高級 ♫
特に、指輪(しりん)に手を入れ 握った時の あの馴染みの良さや
期待を裏切らない切れ味には震えるほどの感動があり、 これを超えるようなパフォーマンス性の高いはさみには 未だ出会ったことがないし、
もしかしたら、これ以上のはさみは この世に存在しないのではないかとさえ思ったりする。
それぐらい、ツヴィリングは私の心をギュッと掴んで離さない。
そんな はさみは、三女からの誕生日プレゼント。
私の人生で、三挺めのツヴィリングの裁ちばさみ。
「子供産んどいてよかったやろ?」 と言われたので、
素直に「うん」と答えた。