映画「ブライトバーン」を観た(ネタバレあり)
映画ブライトバーンを観た 前知識一切無しで
だって本当はアナ雪の2を観る予定だったから
会場を間違えたのでレイトショーで、一人で観てきた
へぇ〜サイコSFか〜って思ったけど
帰ってから人々の感想を読むと
スパーパワーを持つアメコミヒーローがサイコパスだったら…みたいな感じでみんな捉えていて
あっ、そっちでしたか となった
主人公はかなりイタい厨二病をこじらせていて
かなり無意味に無闇に人を殺す
ドカンドカンバリンガシャーングチャネチャと
おいおいどうした落ち着けよと思うけど
反抗期だし思春期だしパワーに目覚めた厨二病だから仕方なかったのかな
主人公は養子で、(義)両親に「あなたは特別な存在だ」と自己肯定感を満たす育てられ方をしていた
実際宇宙船で飛ばされてきた主人公は特別な存在だったのだけど
驕り高ぶった厨二病は本当に手がつけられない
自己肯定感が悪い方に影響する例だった
大きく響く破壊音に終始ビクビクさせられていた私だが、ある一つのシーンだけは主人公に感情移入できた
息子がヤバいやつだと気づいた父親が、主人公を銃で撃つのだがスーパーな彼には全くのノーダメージで父親を返り討ちに遭わすのだ
発砲されるまで主人公は父親に背を向けている
かなり無防備だ
だって警戒する必要ないもんね
お父さんだし
裏切るなんて思ってもみない(父は怪しんでいたし怪しまれた事について嘘もついたけど)
そこにいきなり頭目掛けて銃弾を発せられるのだ
絶対カチンとくるし裏切りに対しての怒りや悲しみでいっぱいになるよね
大きな音が少し苦手で、脱いだコートを抱き締めながら観ていた私だったが
そのシーンだけは前のめりになって、息子を殺そうとした父親が死ねと強く思った
まあ主人公は殺した方がいい存在だったけど
母親もそんな感じで殺される
あ、高所恐怖症の人は鑑賞の際気をつけてね
高いところ大好き人間でもヒュッとなった
物語が終わったあとも続く主人公の人生はどうなるんだろう
暴力と恐怖で世界を服従させるのかな
厨二病が治まった頃、愛とか感謝される喜びとか知って
スーパーパワーを映画内とは違う方向に使いだしたりするのかな
まあとりあえず映画の感想は
「なぜ?」
以上、おやすみ
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