ハト対策
近頃、自宅のベランダでハトを目撃する機会が何度かあった。調べるとエアコンの室外機の下にフンが点在している。目撃するハトは毎回同じ個体。同じマンション内でハト被害の噂が流れていたし、ネット上には、ハトに気に入られた挙げ句に巣を作られ、フンや鳴き声で悩まされている事例がいろいろと出てくる。帰巣本能がとても強いため、一度巣を作られたら最後。毎回同じ場所に作ろうとして素人で手に負えない状況になるらしい。
これはヤバイのではないかと思い始め、対策を考えることにした。
まずは敵を知ることから。調べると、どうやらハトはピカソとモネの絵を見分けるらしい(笑)
○ハトがピカソとモネの絵を見分ける!?動物から学ぶ人間の心理:渡辺 茂氏
要するに彼らは視覚と記憶力に長けているのだ理解した。
また、ネット上ではCDを使った反射鏡、ハイターなどを使った匂い攻撃、磁石、鳥対策のトゲトゲなど様々な対策が紹介されているが、これといった決定打にはなりにくいようだ。どうやらハトは適応力が高く、マンネリ化した対策には効果を期待できないようだ。
上記を踏まえ、今までにないやり方で、自分らしさも加味して(笑)、ハト撃退システムを考えた。
●用意するもの
・iPad
・SonyのMESHの「人感センサー」と「LED」のブロック
・ワイヤレススピーカー(私の場合はAnkerのSoundCore2を使用)
・猛禽類の音声データ(私の場合はワシ、トビ、タカ、娘たちの奇声を準備した)
*iPadにはSonyのMESHアプリをインストールして使えるようにしておく
*猛禽類の音声データはiPadのAppleMusicのライブラリに入れておく
●方法
1)MESHの「人感センサー」と「LED」ブロックとワイヤレススピーカーのバッテリーを充電する
2)iPadとSonyのMESH、ワイヤレススピーカーをBluetooth接続する
3)養生テープでMESHの「人感センサー」と「LED」ブロックをベランダの室外機の下にセットする
4)ワイヤレススピーカーも室外機の下にセット
5)ベランダに面した部屋にiPadを設置。充電ケーブルを挿し、常時画面が表示されるようにする
6)iPadのMESHアプリを開き、”ハト撃退”プログラムをつくる
①もし人感センサーがハトを感知したら
②LEDライトを赤、黄、青にランダムに点滅させる(ハトの視覚を刺激)
③同時に、猛禽類の音声がスピーカーから流れるよう設定。これも用意した音声ファイルがランダムで再生されるように設定。
④上記は最低限の仕様だが、私の場合はIFTTTでシステムが稼働した時に”Pigeon Alert"がメールで飛ぶように設定した
*ハトの慣れ防止のため、”ランダム”な光と音声でハトを脅かすのがミソ
*AnkerのSoundCore2の場合、長時間使わないと省エネのため電源が落ちてしまうため、1時間ごとに音を鳴らす小細工を施した
*MESHのブロック、スピーカーのバッテリーの持ちは、システムの稼働頻度によるが、数日はいけそう
真剣なハト対策が、いつの間にか楽しい趣味の一環になってしまった。そして、その効果はというと・・・未知数です。
我が家のハトは天気の良い日に現れることが多いのだが、近頃は雨の影響なのか、なかなか現れない(泣)
まあ、来ないなら当初の目的は達成できるので、それでも良しとしよう。
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