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「保活≒重めの書類仕事」だった件について

世の中的には「保活しました」というと「私が復帰するための保活」だと普通に思われがちなんですが、我が家の保活は

夫が職場復帰するための保活

なので、本来の保活の主体者は夫です。というか私すでにフルタイム勤務だったわ。

ただ我が家、書類仕事適性が夫婦で異様に違うので、書類仕事が得意(書類仕事は淡々と、あまり苦も無くできるほう。いやでも、今回の保活は結構きつかったかな???)な私が家庭の書類仕事を一手に引き受けがちです。

そして結果、無事に希望に近い形で認可保育園の内定を取れたので、想像していたことと違っていたことについてメモしておきます。


思ってたのと違うこと①:見学の重要性が異様に低かった

これ、住んでいるエリアによって大きく違うだろう、という前提なのですが……私が住んでいるエリア、近所にやたら認可保育園ばっかりあって、認可外のほうが遠くなるというまことに不思議なエリアだったのです。
(これ以上は公開では言えない)

そういうわけで、変に認可外に先に入れちゃうと「遠くてめんどくせぇ……加点も大したことねぇ……」的な状況になりそうだったので最初から認可に的を絞っていました。

そして、周辺の認可保育園の様子も普段の生活でなんとなく見れてしまう程度に近く、適切に保育されている気配しかしなさそうだったので「ぶっちゃけ近所の認可だったらどこ入ってもいいわマジで。それより送迎の所要時間重視だわ」という程度にゆるゆるの希望しかありませんでした。

実際、内定した保育園も資料も丁寧で、園内も明るく、DX化も進んでいるとのことでありがたい要素しかないですわね……噂に聞いていた謎風習「おむつ持ち帰り」とかもないし。

思ってたのと違うこと②:区の担当者と仲良くなる必要が別になかった

一応、4月入園の申請書類が出る時期を事前にスケジュールに入れてたり、前年度の申請書類読んでみたり、区の窓口で質問してみたりといろいろやってみたんですけど、区の担当者の方、マジで「うちの区は提出書類でしか判断しませんよ!」とキッパリおっしゃるんですね。

ほう、それでは……ということでマジで根回し的な事前準備せずに書類だけ揃えて郵送申請した結果がこれなので、確かにマジで根回し要らなかったです。本当でした。

ただ、お役所仕事は一般的に窓口交渉の重要度が高い傾向にあるので、区によっては根回し要るかもしれないので、その点は事前に区の窓口に行ってみるなどして温度感把握してみると良いかもしれません。

思ってたのと違うこと③:フルリモ夫婦でも特に不利ではなかった

自治体によっては「在宅勤務」で世帯基準点下げるケースがあるらしいんですが、私の自治体ではとくにそういうことはなかったです。下げられてたら夫婦フルタイム勤務がボーダーの第二希望の園内定しないだろ多分……。

これも本当に自治体によりけりなので、すべては自治体の要綱をよく読んで必要によって担当者に聞いておくのが大事ですね……。

思ってたのと違うこと④:意外と提出資料がザル気味でも通った

書類仕事得意人類って、結構記入内容に神経質なところがありまして、両勤務先から取り寄せた就労証明書の内容を読んでいたら、夫の勤務先(上場企業)の就労証明書でザルなミスしていることに気づいたんですよね……。

「えー、どうしようこれ」と思ったんですが、結構ギリギリスケジュールで取得した書類(書類仕事あまり得意じゃない人=夫さんにお願いして出してもらってるからね……)で、気づいた時に取り直すのも現実的に無理だったのでそのまま出しちゃったんですよね。

そして、申請時は各種原本を送ることになるので、手元にないと怖いなと思い、全部コピー取って保管する神経質徹底ぶりでお送りしました。何失敗しているかわからんかったからさ……。

それでも無事「受理しました」的な通知受け取れたので「あれ、意外と読まれていなかったのか?あそこ……」と謎の感慨を持ちました。

たぶん、重要なポイント以外は読み飛ばされていそうだな……。

思ってたのと違うこと⑤:なぜか婚姻届出す時より作業負荷高かった

重い役所系書類仕事といえば「婚姻届」だと思うんですが(両家の戸籍謄本取らないといけない上に、証人2人調達しないといけないから)、個人的な負荷としては婚姻届より高かったですね……。

重いポイントとしてはこんな感じ。

  • 婚姻届は大人だけで動けるが、保活は子供のスケジュールも考慮して動かないといけない

  • 育休取得側は基本、勤務先と没交渉になっているので迅速な対応が難しい(うちの場合は夫側)

  • 申請項目に「両家の両親の状況」欄があり、これの情報集約が超面倒

マジで最後が面倒だった。

なぜか、私の側の親族は両親離婚で一家離散していたにもかかわらず(!)、子が誕生したとたんに子を鎹として結集してしまい、意外と最新情報の収集が楽だったんですよね……。あとなぜか自分の家族の生年月日暗記してるし私。(ゆえに年齢も算出できる)

いやわかるんですよ。要は無職で保育できる両親同居してたら世帯基準点下がるんだろこれ???だから両親の年齢と住所書かんといけんのやろ???

でもですね、両親の年齢と生年月日覚えていないってケースが普通にあるんですよ!!!oh!!!!!!!!!ごめん、正直覚えててほしい!!!!!!いちいち聞くの面倒やろ!!!!!!!!!!

というわけで各種想定外だったが、意外となんとかなった

なんというか、保活を実際にやってみると、事前に仕入れていた情報よりはシンプルな行為でした。ただ、書類仕事としての負荷はエグかったですけどね!

で、結構育児関連の情報って、当事者の外には「大変だよ」「複雑だよ」という情報が良く伝わりがちです。まぁ実際大変なことも多く、大人だけの暮らしよりは采配難しいことも多いですが、思ったよりも楽できることも多いなーというのが今のところの実感です。

というか、それ以上に子がいい匂い(頭が常時、ミルクのような、シュガードーナツのような匂いがする)で可愛すぎるのと、子は頑張れば22世紀に行ける可能性があることに思いをはせると「大変だよ」は半分以上吹っ飛んでいきます(←

そういうわけで、ちょっとでも「子供ほしいかもな」と思ったらやっぱりおすすめしたいです。わが子は格別だということも産んでから知りました。

ただ、誰彼構わず「こどもはいいぞ」って言いづらいんですよね今って……なので、興味がある人に届けばいいなと思います。


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