【お気をつけください】暴落中の原油先物とETFまとめ

原油価格の指標は
WTI原油先物(NYMEX)を
参考にしている方も多いと思います

ちなみに
原油といっても色々あり
北米エリアのWTI原油
欧州エリアの北海ブレント原油
アジアエリアのドバイ原油 など
それぞれで価格が違います

さきほどの指標を参考にしている方は
先物取引であれば
WTI原油先物(NYMEX)で
売り買いすることになります


ETFは投資信託になります
ETF原油は、
証券コード:1671
WTI原油価格連動型上場投信 や
ほかにも
証券コード:1699
NOMURA原油インデックス上場投信
などがあります

WTI原油ETFにおいて
ロールオーバーなどの影響を
含んだものが価格として
画面上に表示されています

ETFで気をつけることは
原油先物が大きく上昇しているが
ETFは小さい上昇になることがある
ということです

つまり
大まかにいうと連動していますが
詳しくみていると
先物原油とETF原油は
乖離しているということです

その理由は
コンタンゴの場合の
ロールオーバーによって
ETF内部の買い建て数量が減ることで
先物よりもETFのほうが
小さい上昇になる可能性があるためです

コンタンゴ状態で
ロールオーバーし長期保有すると
ETF内部の保持数量が減って
上昇利益を受けにくい可能性があります

ちなみに先物原油で
ロールオーバーのときに上がった
値上がり益は
調整金で相殺されるため
利益にならないです
単価が上がっているように見えますが
実際の単価は上がっていないです


さいごに

最もシンプルなのは
CFD取引所で
原油先物を売買することです
ロールオーバーしなければ
価格の上下で利益が決まるためです

ロールオーバーの影響が入ってくると
コンタンゴなど調整額などがあり
先物原油の価格の上下が
そのまま反映されない可能性があります


ETF原油は
すでに調整額などを含んでいるため
複雑な要素になりやすいです
先物原油よりも
上昇幅が小さい可能性があります

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