【解説編】レッツ・バディ・ナカヨシ・チンチンカモカモ・クイズ
はい。
流行モノに乗ってクイズを作ったのですがあまりにも地獄のようなテスツだったので問題ごとに解説していきます。
答え合わせに入る前に回答しておきたいという人はこちら。
だいたい1分くらいで終わると思います。
しょうじき、5点以上いったら遺伝子的に同一人物だと思っていました。意外な高得点の人がいて驚きです。すごいね人体。
問1 キン肉マンの好きなシリーズ
アメリカ遠征編です。
それはリアルプロレス史をキン肉マンに落とし込んだ挑戦的なものであった。キン肉マン世界のプロレス興行を知ることができる貴重な時期で展開も勝ったり負けたりで地味なため、連載が打ち切りラインまで到達したとゆでたまご先生も言っていました。
それでも団体興行の側面や後にヒット路線となる悪魔超人との対立構造を掴むまでに色々あったのだと考えるとさらに楽しくなって来ます。カメハメ師匠との出会いも重要ですね。
問2 ニンジャスレイヤー第1部
「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」です。
レオパルドさんが死神から逃走する回です。無慈悲な余命回収装置である死神に追われながら己の過去と向き合い決着をつけて死ぬ。ニンジャ性に飲まれたとるにたりない男のとるにたりない顛末を描いていて、とるにたりないパッチワークのハイクにワビサビを感じてしまうのです。
問3 好きな小説
「ハサミ男」です。
「ハサミ男」なんたる趣のある奥ゆかしい題名か。タイトルだけで5000億点。よく知ってる地名やオシゴトロンや美味そうな料理描写が散りばめられていてエンターテイメントですよ。殊能先生の作品をもっと読みたかった。
問4 ウォッチメンのサブキャラ
「新聞売り」のオッサン。
人間性の象徴。善なる存在。なぜか正解率が高い。みんなも好きなのか新聞のおっさん。
問5 タクティクスオウガの章題
ダントツで「誰も僕を責めることはできない」です。
自己保身のかたまり。我田引水。人から嫌われたくない。あまりにも多くのネガティブ情報が詰め込まれており完璧です。なぜか正解率が低く「すくいきれないもの」が人気でしたがストーリー展開はともかく章題はそんなでもないっす。初見Lルートガチ勢のみんなならわかってくれるはず。
問6 藤子・F・不二雄
これはたびたび言及しているので「ノスタル爺」です。
（過去の選択は変えられない。ならば……）という方向での精神的な割り切り。土蔵の狂人は真の慈しみをもった人物であった。穏やかな表情がヤバイ。他の短編と比べると狂人強度がかなり高く1000万くらいある。
問7 美味しんぼ
「釣り上げたアンコウを殴って骨折」
これは正解率が非常に低く申し訳ないことをしました。ファミコン版のバッドエンド選択肢はあまりにもバラエティに富み異常行動以外の何者でもない季違い沙汰で死亡エンドが多数あるというアレで、さらに警官とのコマンド戦闘に「じゅもん」が用意されているという制作チームの本気さを感じるゲームでした。ぜひやってみなよ。（じゅもん→おれはやまおか→拘留死）
問8 宇宙忍者ゴームズ
「ファイヤーボーイが帰省」
これとは別に悪魔博士部門のクイズもあるんですがどれも甲乙つけがたいので省略しました。帰省エピソードは日本語翻訳時にストーリーの前後を省かれたのか本当に脈絡なく頭のおかしい怪人がふとん蒸しにされるというだけのエピソードでネジが飛びすぎていて大好きなやつです。テッカーメン（ギャラクタス）は完璧にまとまってるので普通に名作。
問9 鬼平犯科帳
誤字を発見したのでアカツキに死にます。ヨロシサン。
「土蜘蛛の金五郎」が正解。
かなり正解率が低い。というかある一点に選択が集中してしまう事態になりました。人類はなぜ……面白いと思ったものをクリックしてしまうのか……。男色一本饂飩はうさぎの忠吾がわりと笑えない男色性被害を受けるのでちょっとヒキますね。正解の「土蜘蛛の金五郎」は地味なタイトルですが、劇中で「鬼平が仕事をしないで盗賊の仲間になる、料理がうまい、悪行ポイントを稼いで盗賊チームの信頼が高める、鬼平が死ぬ」などのうねりのある展開であり愉快痛快です。オススメ。
問10 萌えバーフバリ
「水しぶきバーフバリ」です。
ラックス！！ 初めて伝説誕生を見たときに心奪われたのが水しぶきとヒゲ面の好青年ですよ。ここで「この男が主人公であり作中の基準となる」ことが刷り込まれたので異常な速度のストーリー展開にもついていくことができました。この男から目を離さなければ大丈夫。
未来へ
このサービスはマジメに作るとめんどくさくて選択肢や問題を用意しなくてはいけないのでデフォルトの問題でやったほうがいいと思います。あと採点がたいへん！！
点数が低いほうが夢をいっぱい詰め込めるので、これからもよろしくチンチンカモカモよろしくお願いします。
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