たいようのいえ
児童福祉施設たいようのいえ。
主にかわいそうな子供たちを集め英才教育を施す施設でオーナーはキョート アッパーガイオンの素封家。
彼はガンにより妻子を亡くしたことをきっかけに会社を畳んで福祉事業を始める。福祉施設の出身者は血脈を持たないためキョート政府や暗黒メガコーポにとって使い捨てできる便利な存在であり、図らずも闇社会での頭角を現していく。
彼は潜在的にニンジャソウルを宿しており、ソウルの放つ病んだ光により家族や周囲の人間を侵し続けていた。自らも病魔に侵され福祉施設内で昏倒。
運び込まれたヨロシサン系列の病院でオタッシャ重点と診断され、さらにニンジャソウルの憑依と妻子の死亡原因を突き付けられ絶望の淵に突き落とされる。
同時期にロード時代のザイバツが勃興。
すでに福祉施設を廃し少数の子供たち(無論ニンジャである)と行動を共にしていた彼は千年続く罪罰影業組合のグランドマスターへスカウトされる。
病魔が進行し余命いくばくもない彼はヨロシサンの提案する非合法な治療である遺伝子異常を無効化するケイ素生物への転生手術を受けることを決意する。
これは外宇宙からもたらされた技術であり本社代表取締役会との交合、一体化が不可欠な手術であったため手術成功後、彼は本社代表取締役に就任する。
このことが露見しトランスペアレントクィリンはザイバツを放逐される。
またシナプスがシリコンクリスタルに置き換わった彼に対してキョジツテンカンホーの効果は薄く彼自身もザイバツからの離脱を望んでいたため円満退社となった。
シテンノは彼を慰留するがクリスタルボディに転生して以降の彼は人間性を失いヨロシ宇宙意思と一体化してしまい(子供たちと生きるためにクリスタル置換を行ったことも忘れ)ケイ素生物として決して他の生命倫理と交わることのない断絶を抱えたまま彼は去っていった。
そして彼は戻ってきた。
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