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終わりに-ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ 感想文群

おつかれさまでした。
自由研究が完結したので終わりに謝辞とか制作過程とかを書きます。
この記事では所謂○○語的な表現はできるだけ抑えていきたいと思います。

ワオワオ=なんかよくわからないけどたのしみましょう、帰っパ=あの人たち楽しそうにしてるけど熱量とか専門用語が高すぎてついていけないや帰ってパラッパラッパーやって忘れよう、等はできるだけ抑えます)

自由研究 感想文群 とは

夏休み期間に改めて読み返した「ニンジャスレイヤー第三部最終章 ニンジャスレイヤーネヴァーダイズ」についての感想を(筆者独自の世界観で)普通に書き記したものです。
普通の感想文だと「おもしろかった!」しか書けない気がしたので「戦力バランス」や「イベント進行フラグ」等の若干製作者側の視点に寄せた「小説を再構成をする」感想(評論?)が特徴です。

ニンジャスレイヤーネヴァーダイズとは何だったのか

主人公であるフジキドの死と再生を中心に物語がつづられていきます。何度もタイトル回収が行われ、そのすべてが読者を興奮させるエンタテイメント小説です。

マルノウチ抗争で死んだことにされたフジキド・ケンジは墓碑銘から己の名を削り「死せるサラリマン」であることをやめた。脱出不可能の月面基地で死んだものとされていながら「奇跡の帰還」を果たした。宿敵の剣に敗れ完全に死亡したが「新たな力を得て復活」した。

主人公フジキド以外にも様々な登場人物が出現して、ニンジャ VS 定命者、システム VS カオス、支配者と VS 民衆、悪 VS 悪 等の複数の対立軸を中心にした壮大なサーガとなっていますがあらゆるポイントにフックがあり最後まで読者に対するサービスを忘れないエンターテイメント小説のひとつの終着点であると思います。

本編はこちらで読むことができます

ニンジャスレイヤー Wiki*「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」
本文以外にリアルタイム読者感想(実況)入りのまとめもあり、大よその疑問点は実況によってリアルタイム解説されています。
まず本文を読み、気になったセンテンスについて実況の様子を確認するという手順が良いと思います。

あらすじ 
2038年1月18日。オヒガンと現世がつながり、死者が帰ってくるとされるオールド・オーボン。だが今のネオサイタマでは死者を悼むものなどほとんどいなかった。
十数年ぶりの寒波に覆われてなお何一つ変わらず、いやそれどころかゆっくりと停滞への道に進んでいくネオサイタマもこの日を境に大きく変わろうとしている。もはや都市そのものとなったアマクダリはついに「鷲の翼が開かれる日」を迎え、世界を「再定義」しようとしているのだ。

ニンジャスレイヤー Wiki*「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」より

感想文のインデックスがあります。

感想文の本文についてはインデックスからアクセスをどうぞ。
マガジンからでもよいです。タノシイゼ!

制作過程

ニンジャスレイヤー第三部最終章を8月末に読み終わり楽しかったので、とりあえず1か月ほどの製作期間を準備して、2017/10/1に記事の公開を開始しました。10月中に完走できるだろうという程度の目論見であり、この時点ではカード化記事が12月末までかかることなど予想していなかったのでした。

感想文は標準的なフォーマットではなく、ふだん読書やコンテンツを採取しながら考えていることをアウトプットして行こうというのが目的でした。(全選手入場ラーメン三銃士はライフワークであり誰に見せることなく押し入れにしまってあるんだぜ)

当初は、自分が面白いと思っていることを自分のために書くことが目的だったので虚無の暗黒との戦いは比較的少なく済んだと思います。また、比較的早期の段階で重篤ニンジャヘッズ一般的な読者の意味)の方にご支援をいただき大変に励みになりました。これらをきっかけにさらにパワを得ることになりました。(後述)

継続して何かを続けるにはある程度の軽薄さが重要で「1つのエピソードを数か月繰り返し読み続けるのっておもしろくない?」的な軽い動機が大事だと思います。「やらねばならない」という重大な決意は不要でとにかく仕上げ続ける無責任さも大事。

実際の制作過程は、まずシナリオと登場人物をすべて洗い出してどのセクションに誰が出ていて主人公格は誰なのかをグループ分けして、彼らがどこにいて何をしていたのかの隙間を埋めました。

全編に出続けるフジキド。姿を見せないことでフィクサー的に動いているフィルギアとシャドーウィーヴ。序盤に姿を現すけどフェードアウトしてく双子やブラックダート。終盤で重要なダークニンジャやハーヴェスター等。

テクストは主にスマッホンのノートブックアプリを使用して複数セクションの同時進行で進めました。先行して思い描いていた場面を優先してメモっておくとそこを支点に力点がシナジー効果で作用するのでオススメです。あらかじめカットを割っておかないと区切りがつかずに制作意欲が削がれるので小さめに分割しましょう。(投稿書記は書き溜めできてたせいで複数に分けたほうがよいものまで1発で投稿してしまったのであった)

Noteで文章を書いてはいけない

Noteブラウザ版は(比較的修正されたとはいえ)、文章を書くために作成されたとは思えないポンコツなのでこまめに修正を繰り返すことに耐えられません。アンドゥするたびに消した文章が増えていくのが仕様です。文章作成はメモ帳がおすすめです。

Noteアプリ自体はポンコツオブポンコツなので触ってはいけません。
ブラウザで編集した文章をスマッホンで微修正したらセクションごと消滅することが多発。オヤブン記事が虚無に飲まれ全編書き直しになりました。こんな状態で開発チームは投げ銭でスシを食ったという記事を載せる始末よかったね!

謝辞

一般的なニンジャヘッズの皆様に大変なご支援と応援をいただき大変に楽しかったです。元々「1つのコンテンツを長く楽しむために感想文でも書くか」程度の軽薄な動機で始めたのにおかげさまでNoteを中心につながってくださる方も増え毎日がニンジャであふれています。ありがとうありがとう!
特にものすごいペースでアドバイスをいただいた hatikaduki様、直接バリキ・ジツを注ぎ込んでいただいた I am I...Me. 様 ありがとうございます。(イイネしてくだすった皆様もありがとうございます!)

未来へ

Note感想重点月間の果てにあることに気が付きました。

どうやら「#NJSLYR タグつけてない発言が面白い。」

ライブハウス内での会話よりライブがはけた後に居酒屋で赤ちょうちん行為をしたほうが楽しいのは自明でありNASAや宇宙ステーションでも取り入れられているコニュミニュケーション行動です。来年はさらにタノシイを見つけて、ティピカルなニンジャヘッズの末席に加えさせていただければと思います。

とりあえず年内のNote更新はこれで終了します。おつかれさまでした。
(ワラキアが更新される予定なのでトークはするかも)

さぁ、夏からずっと封印していたドラクエとマリオオデッセイと新年吉祥公開「バーフバリ(王の凱旋)」が待ってる!!
自由だ!!

次回予告(嘘)

サイバーパンクと台車の関係性

電力や燃料に限りがある荒廃世界でもっとも効果的に貨物を運搬する手段、それはDAI-SHA(台車)。

ニンジャヘッズとインドヘッズの類似性について

(前略)ニンジャスレイヤーとインド映画の類似性が指摘されて久しくそのフォロワーの行動も近似しているという研究結果がある。どちらも一見して奇妙にスットコドッコイでワオワオだが根底にあるものは徹底したエンターテイメント性と人間賛歌であり、両者のヘッズは有望なニュービーを発見すると囲んで棒でたたきニューロンを侵して悲鳴を啜ることを嗜好とする(後略)


追記:次回予告(ヒョウタンからオハギ)

嘘予告を実現することに協力を惜しまないのが我々ジュラル星人だ。

インドヘッズ VS ニンジャヘッズ どちらが勝っても人類に未来はない

我々はそろそろ、台車について真剣に考えるべきではないだろか。


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