見出し画像

長年続けたインフルエンザ対策

【追記&お知らせ】
『かくり換気扇』はアマゾンで発売中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08R63KZJQ

 ということで前回のnoteの続きです。

 僕はもともと、『絶対に風邪をひきたくない人間』でした。小説家のほとんどは兼業で、日中の仕事を終えた後に原稿に向かいます。なのでとにかく時間がないのです。フルタイムの仕事をふたつしているようなものですから。

 さらに言えば、僕は遅筆です。なおさら時間がないのです(T_T)

 だから、風邪なんかに時間を取られる訳にはいかない! 風邪は人類の敵だ!!

 なんて、風邪を敵視して、ひとり決意し、以下を習慣づけました (遅筆を改善する努力もしましたよモチロン) 

①手洗い、うがいをする。
②マスクを着用する。
③目を擦らない。
④鼻をホジらない。
⑤鼻の下を手でグシュグシュしない。
⑥消毒液を携帯して適宜使用する。
⑦質の高い睡眠をとる。
⑧加湿する。
⑨適度に換気する。

 なんて事ないことばかりですが、これで、記憶にある限りでは5年、風邪を引きませんでした。

 「これで一生風邪(感染症)とはオサラバーイだ」なんて思っていたのですが、今年(2020年)の元旦にインフルエンザになっちゃいました(その顛末を前回のnoteに書いたわけです)

 ともあれ、感染症予防を習慣づけるといろいろお得です。一生続けて損はありませんし、一生関わることだと思います。いや、新型コロナウイルスのご時世、必須かもしれません。

 ただ、習慣づけるってなかなか難しいです。僕が上記の習慣をどうやって身につけたか、さくっとお話します。

まず、手洗い、うがいを習慣づける。

 ①の手洗いうがいの習慣をまず身につけます。上記の習慣の中で、①が最も重要です。①ができていなければ、②以降ができてもあまり意味がないと言っても過言ではありません。

 具体的に言えば、汚れている手で「目を擦る」「鼻をホジる」から、感染症になってしまう。逆に言えば、きれいな手なら「目を擦っても」「鼻をホジって」も良いわけです。

 手洗いとうがいの習慣さえついてしまえば勝ったも同然です。

手洗い、うがいを習慣づけるコツは、テキトーにやること

 人間は面倒くさがりです。手洗い、うがいをすれば風邪を防げる。そんなことはわかっているんです。でもやらない。面倒くさいから。そして風邪をひいて後悔する。

 人間こんなもんです。面倒くさいことは続かないんです。

 面倒くさい手洗いうがいを習慣づけるにはどうすればいいか?

 僕が出した答えは「テキトーでいいから、やる」です。

 手洗いは石鹸を使って30秒間やるとか、うがいはうがい薬を使うとか、確かにそれは正しいです。でも面倒くさいじゃないですか。

 だから、石鹸なしの手洗い……いや、手を濡らすだけもいい。うがいを忘れちゃった? 結構結構、このさい2日に1回でもいいや。

 このテキトーさで臨むことです。とにかく毎日やってください。

 ぶっちゃけ、テキトーでも面倒くさいですよね。でもハードルがうんと下がる気がしませんか?

 テキトーでいいの? と思いますか?

 いいんです。テキトーでも、なにもしないとでは大違い。雲泥の差なんです。

 そしてある日気づきます。「あれ、風邪ひかなくなってない?」と。

 すると嬉しくなります。効果を本当の意味で実感できるからです。

 するとすると欲がでて、丁寧な手洗いうがいをするようになるのです。

 こうなったらもう勝利です。②以降の習慣も後からついてきます。ついホジっていた鼻も、ホジる直前に気づけます。

これは筋トレに言い換えるとわかりやすいかも

 いきなりジムに行こうとすると大抵失敗します。面倒くさくて、続かないのです。

 最初は自宅で腕伏せでいいのです。それも、たった1回でいい。たった1回でも毎日続けたら1年で365回です。僕は1日10回で始め、10回楽にできるようなっていることに気づき、嬉しくなり、今は27回です。27回って別に大した回数じゃないですよね。でも同じ要領で腹筋を習慣づけて、腰痛がほぼ改善されました。

 もちろんストイックな人の習得スピードには敵いませんよ。それでいいんですよ。亀の歩みでも一年経てば、止まっている人より、う〜んと前進しています。

 こうして、感染症にかかりにくくなる習慣を身につけて、あまり風邪を引かない様になったわけです。簡単で、お得で。風邪なんかに無駄な時間を取られることはなくなったわけです。

 めでたし、めでたし。

【おまけ】多くの人が触れている物は汚れている

 これも、申し上げるまでもないですが、多くの人が触れた物は汚れています。とは言ってもそれは細菌とかウイルスとか、ミクロの世界ので話で、電車のつり革もぱっと見はきれいですよね。

 なので、僕もあまり気にしていなかったのですが、ぱっと見きれいな図書館の机を消毒液を浸したティッシュで拭いたところ、ティッシュが真っ黒になり、驚いたことがあります。

画像1

 興味深いのは「ティッシュは白いまま」という時もあることです。その前に、どれだけの人が使用したか(触れたか)で決まってくるのかもしれません。なんにせよ、拭いしまえば清潔になりますから、以来、椅子の肘掛け、背もたれなどを拭く習慣がつきました。

 ※図書館の清掃が行き届いていないということではありません。むしろ、どこの図書館も驚くほど清潔です。その点、くれぐれもご留意ください。

 正直なところ、「潔癖に思われたくないなぁ」と思った時もあります。結構ジロジロ見られるんですよ。でも「絶対に風邪をひかない!」の決意が、僕に周囲の目を気にしない強さを与えてくれました(笑)

 ということで、「長年続けたインフルエンザ対策」でした。

いいなと思ったら応援しよう!