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特許を出願しました(家庭で簡易的な隔離室をつくれる換気扇)

【追記&お知らせ】
『かくり換気扇』はアマゾンで発売中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08R63KZJQ

 唐突ですが、タイトルの通り特許を出願しました。

モノ書きが、モノ作りに挑戦します!(・∀・)9グッ

 どんなモノを作るかというと、タイトルにある通り「お部屋を簡易的な隔離室にできる換気扇」です。説明するまでもなく、新型コロナウイルス関連する製品です。

 僕はもともと、絶対に風邪をひきたくない人間でした。なぜなら、小説家のほとんどは兼業で、仕事を終えた後に原稿に向かう。だから、とにかく時間がないのです。

 風邪なんかに時間を取られる訳にはいかない! 絶対に風邪ひかないぞ! と常日頃から思っていました。

 詳しくはこちらのnoteに書きましたので読んでいただきたいのですが、風邪、つまり感染症対策を長年、地味〜に続けておりました。

 なにが言いたいかと言うと、僕は「感染症」に対して、意識・超・高い系なのです。祖母が若くして結核で亡くなっているのも、子供の頃から感染症を身近にさせました。

 なのに! 今年(2020年)の元旦にインフルエンザになってしまったのです。加齢もあると思いますが、対策していても感染する時は感染する。これを知った気がします。

 その際に、意識高い系の僕は、家庭内感染を起こさないよう、自分を自分の部屋に隔離しました。家族を自分の部屋に入れないのは当然のこと、食事や衣類の受け渡しも、ドアの下に置くとか、熱でぼーっとする頭でいろいろ考えてやりました。

でも空気が流出するんです。

 我が家には24時間換気装置がついているので、各お部屋から浴室に向かって空気が流れます。つまり、インフルエンザ患者がいるお部屋の空気が流出してしまう。24時間換気扇を切っても、流出が完全に止まる訳ではありません。

 病院の隔離室(陰圧室)みたいに、空気的な隔離も実現できないかと考えました。↓ こんなふうに。

ー 隔離室(陰圧室)の概念図 ー

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 イラストの通りで、感染してしまった人がいるお部屋の空気を、室内にもらすことなく屋外に排出できます。

※隔離室(陰圧室)には様々な形態があり、図示、説明は一例です。

 そこで考えました。自分の部屋に換気扇をつけることができたら……。病院の隔離室(陰圧室)と同じ、空気的な隔離構造がつくれます。

 しかし換気扇なんて、工事になるのでオイソレと設置できません。どうしたもんかと考えましたが、今回はあきらめよう。元気になってから考えることにしました。(幸い家庭内感染は防げました)

そして起こった、新型コロナウイルス問題

 家庭内感染を防がなければいけないのは、もはや申し上げるまでもありません。やっぱり空気的な隔離を実現したい。

 そのためには、家庭の個別のお部屋に、気軽に取り付けられる換気扇があればいい。

 しかし、そんなの売っていません。実は僕、ホームセンター大好き人間なんですが、そんな商品見たことありません。

無いなら作ればいい

 よく聞くセリフですね(笑)

特許も取ろう

 モノ作りに特許は基本です。

 ということで、特許を出願しました。

【お部屋を簡易的な隔離室にできる換気扇】を鋭意開発中

 できるだけ早く、皆様にお届けできるようにと考えています。

 試作品などが出来上がりましたら、またnoteなどでお知らせしたいと思います。

【追伸】

 特許を出願した訳なんですが、当然、特許出願なんて今までしたことありません。「特許って……どうしたらいいんだ……??」から始まり、弁理士事務所(知的財産を取り扱う士業を弁理士・ベンリシといいます)を探し、出願まで……なかなか面白かったです。

 今回の特許は、至って普通の特許で(普通の特許というのもわかりにくいですが(笑))、物語のネタになるような面白いことはありませんでした。とはいえ、特許出願自体が面白い。別の機会に『どうやって特許を出願したか』をnoteに記したいと思います。

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