1%の積み重ね
先日、競輪選手を目指されてたDukeさんにピストの乗り方を教わりました。
おかげで出だしがめっちゃ早く&楽になりました。僕のピストはブルホーンなんですが、出だしにハンドルを背中の筋肉を使って手前に引きつける、という漕ぎ方です。
左足で蹴る時に右腕を引き付け、右足で蹴る時に左腕を引き付ける。車体は左右に大きく倒し、ダンシングする。スピードが乗るにつれて徐々に車体を水平に戻す。という流れです。
これによって初速が格段に早くなりました。
普通に生きてたら自転車の乗り方(高いレベルの意味で)教わることなんてないですからね。やはりこの業界で得られる人のつながりは有り難いです。
ちなみに京都で1日1万円稼ぐために稼働するとだいたい50km前後の走行距離になります。その間ストップ&ゴーの繰り返し。今回の走行法の改善も、積み重ねるとかなりの差になると思います。
東京の売上トップ1%(独自調べ)ドライバーに教わったことの1つは、「疲れを溜めない」ということ。特に毎日稼働するつもりの人は、1%の改善の積み重ねをバカにしないでほしい。
1%の積み重ねの先に大きな結果が待っているのです。
また、私は飲食業での経験が長かったのでオペレーションの見直しはとても重要なことだと認識してます。
鳴る人と鳴らない人の差の大きな要因の1つは「早さ」です。
これは自転車やバイクの速さだけではありません。作業1つ1つの早さも含まれます。
漫然と仕事をしているだけではダメです。1つ1つの動作を常に改善していく必要があります。
よくピック後いつまでも店の前でスマホ眺めてる配達員を見かけますが、あんなのもってのほかです。
早く地図を頭に叩き込んで、初動を早くしましょう。細かい住所は信号待ちにでも確認すればいいんです。
ちなみに京都でよく鳴ってる人たちは、だいたいみんな飲食業経験者です。一緒に過ごしたら分かるけど、みなさんテキパキしてます。
たぶん根底に「早く届ける」ということがいかに顧客満足に繋がるかってところが細胞レベルで理解できてるんだと思います。
温かいものを温かいうちに。冷たいものを冷たいうちに。美味しく食べてほしいという料理人の想いを届ける。
だから動作1つ1つを改善するし、丁寧に安全に早く運ぼうとする。
その積み重ねの結果、鳴る人、稼げる人になるのです。
さあ、あなたも1%の改善をしませんか?
今日から!!