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【前編】理想を言えばWoltだけで稼働するのが一番ストレスが溜まらないよね?【フードデリバリー日記三十二日目】

こんばんは、雨が続くお陰で今週まだ1度も配達していない吉田です。

今回の記事では現在日本にあるフードデリバリー4社を見比べた時、配達しててストレスが溜まる要因を簡単に箇条書きしてみました。


UberEats

  1. 配達員の顔写真が客に表示される

  2. 配達員の評価システムがある

  3. ダブルやトリプルの配達が多い

  4. 単価の変動が激しい

  5. 客数が多い分おかしな客も多い

  6. 現金配達がある(ただしオンオフは可能)

注文者数は4社の中で圧倒的に多いウーバー、その分おかしなお客さんに当たる確率も高いのと、現状では唯一トリプルまでのオーダーがあり、ダブル以上のオーダーがピークタイムは半数近くにもなります。

そしてシングル案件を取ったとしても追加配達依頼がひっきりなしにきてなんとかダブル以上で少しでも安く配達させようとします。

評価システムは直近100件の評価をグッドとバッドの割合でパーセンテージ表示するシステムですが、ここのミソは直近100件の配達における純粋な評価では無く、直近100件の評価を入力したお客さんの評価と言う部分。

注文者の方は「何事も無く無事に届いて当たり前」みたいな感覚がありますから、普通に届いたってわざわざ評価なんてしない人が大半、加盟店も同様に何も無ければわざわざグッド評価なんてしません。

しかし人間の心理として何かマイナス面があればそれを伝えたくなるもんで、SNSなんかでもポジティブな話題よりもネガティブな話題の方が広がりやすいのと同様、そういう時こそ人間って評価をしたくなるもんなんです。

だからグッド評価は増えづらく、バッド評価は増えやすいと言う現状の仕様はUberEatsの配達にとって一番のストレス。特に店舗の調理待ちや渋滞等、配達員に起因しない状況で貰うバッド評価はなかなかの理不尽さ。

たまにSNSではその手のバッド評価に対して「調理待ちの発生するしない加盟店の取捨選択、混まない裏道を知る事も配達員の仕事」みたいな事をしたり顔で言ってる人がいますが、そう言う方は可哀想な人なので放っておきましょう。

ただし置き配のシステムも使いやすく、4社の中で唯一渋滞や調理待ちでの調整金がついたりもするので、実際問題配達員の方で案件を選定出来るのであれば、変なお客さんにさえ当たらなければ一番ストレス無く働けるフードデリバリーかもしれません。


出前館

  1. 配達員の評価システムがある&それに起因して配達依頼数が増減する

  2. 置き配システムが面倒

  3. 配達時間を急かしてくる

  4. 案件の取捨選択を配達員にさせない

  5. 現金配達がある(ただしオンオフ可能)

  6. サポートが4社の中で一番役に立たない&態度が悪い

  7. 客層が年配の人が多くその手の人特有のクレームや面倒事がたまにある


恐らくどのフードデリバリーが一番やってて嫌な事があるかとアンケートを取ればブッチギリでトップになるであろう出前館。

配達員の顔写真がウーバーと違って表示されないのは良いところですが、配達システムが一番面倒なんですよね。

アプリには配達予定時間が表示され1分でも遅れた時点で遅延等と赤文字で表示してきますし、それにともなって前述の配達員の評価も例えば渋滞が原因だろうと容赦なく下げられる訳ですから、極論言えば「渋滞で配達が遅れるのも調理が遅くて配達が遅れるのも全部配達員の責任です」と運営に言われているようなもんです。

チャットも無いので何かあれば電話代を使って注文者やサポートに連絡をしなければなりませんし、例え店舗の調理待ちが原因でも電話してお客さんに謝罪するのは配達員。

さらには置き配も基本はチャイムを押してお客様に出前館である事を伝えてから置き配するシステム。

ですが、出前館のマニュアルの周知が不十分である為、ウーバー等と同じシステムだと思っている方が多数。チャイムを押しても応答する人の方が少なく、真面目にドアの前で応答を待っていたら商品取りにきたお客さんと鉢合わせて気まずい空気になったことも多々あります。

さらに応答が無ければマニュアルではお客さんに電話してコンタクトを取らなければならないのです。

私は出前館の置き配は現金配達よりも嫌いです。



かなり長くなってしまったのでWoltとmenu、4社の総括的な感想については明日の記事でお伝えします。



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