あなた、アンティーク家具を扱いたいならこんなとこにいちゃダメよ!!Si quieres aprender la restauración de verdad, no puedes estar aquí!
先日の記事に出てきた、元GOGOのお兄ちゃんからお尻を叩かれたフレーズ。
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あなた、アンティーク家具を扱いたいならこんなとこにいちゃダメよ!!
Si quieres aprender la restauracion de verdad, no puedes estar aqui!
直訳すると、「あなたほんとの家具修復勉強したいなら、ここにいたらダメ!」
Si というのは英語のifにあたる仮定を表現する言葉です。Siの後に仮定する文章がきて、その後、仮定において起こりうることが続きます。
Si me dices que me quieres, te pago mil euro.
もし僕を愛してると言ってくれたら1000ユーロあげるよ。
絶対言ってみると思うー 笑
Si no me cuentas la verdad, yo me voy de esta casa.
本当のこと言わないなら、私出て行くわ!
今日はちょっとドラマチックです。
それから現実にはほぼ不可能なんだけど言ってみたい時の仮定表現
Si tuviera dinero, te compraría aquella casa de la playa.
もし僕にお金があったら、君にあの海辺の家を買ってあげるのに。
似たようなことを言われたことがあります。そんな間柄とは思ってなかったのでドン引きした記憶を蘇らせる表現です。
Siの後に動詞の過去接続形が来て、現実味のなさを表現します。 切ないね。
後半も過去未来形で「ナニナニぃーあ」という活用になって続きます。comeria(comer) とかllegaria(llegar) とか
Si fuera yo Gerard Batler, me atrevería hablar con ella…
もし僕がジェラルドバトラーだっら、彼女に思い切って話しかけるのに。
そういう問題か?
ちなみに動詞atreverseは
思い切って〇〇するとか敢えて〇〇するというニュアンスを加えます。
atreverse + 思い切ってやってみる動詞の原型 です。
次に、過去のことに対して
「〇〇だったら〇〇なのに、・〇〇だったのに」という
ちょっと過去を引きずる系の表現
Si hubiese comido aquela bocata de jamón ibérico esta mañana, no tendría tanta hambre ahora.
今朝あのイベリコ豚のサンドイッチを食べていたら、今頃こんなにお腹減ってないだろうに。
惜しいことをしましたね。
hubiese またはhubieraは動詞haberの過去接続形。
完了形の活用を使うのでその後に来る動詞は全部-ado,-ido の過去分詞になります。英語で言うhave + 過去分詞で完了的表現になるのと同じです。
ちょっと今日の例文は切なげなのでネガティブ思考風表現に聞こえますが使い方によっては俄然ポジティブ!
と言うより日常でめちゃめちゃよく使うのでどんどん使って覚えましょう。