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売らないブランド。自分だけの。羽織る。

そもそもは「さらっと羽織る服が欲しいなあ」と思って。 だけど、ニットのカーデの気分ではなく···布帛(ふはく)がよくて···コートとかダウンの下にも着られるようなゴツくないやつがいいなあ····ボタンとかファスナーとかポケットもなくていいんだよなあ····とか、勝手な理想を並べていたら、これがどこにも売ってない。 なので、作ってしまえ、と。 つねづね、作家の角野栄子さんが、パターンを変えずに生地を変えて同じ型のワンピースを着ていらっしゃるというのが素敵だなと思っていたこと

    • チョコレートパッケージ2023

      自分的に“チョコ玉”ブーム。 きっかけは高岡食品工業さんの『コーヒーチョコ玉』。となりに写っているのは大和屋さんオリジナルの木炭焙煎珈琲を練り込んだ『カフェチョコ』。製造は同じく高岡食品工業。糖衣でコーティングされた粒をカリッと噛むと、中はコーヒー味のチョコレート。一度食べ始めると手が止まらなくなる、いずれも高岡さん製造の“魔チョコ”達。 これ、ちっちゃな粒を一粒一粒丁寧に個包装してあるのも大きな魅力だと思うのです。フィルムをはがして一粒食べる。そしてまた一粒フィルムをはがす

      • チョコレートパッケージ2022

        今年のバレンタイン商戦も終了したので。 パッケージの楽しさとコスパ重視で選んだチョコレートたちの備忘録です。 ルールは基本3ケタ価格、せいぜい1000円台まで。 もちろん高価でもコストパフォーマンスの良いチョコは沢山あるけど、それ買いだしたらキリがない。。。 だから、え?この価格でこれ買えちゃうの!?みたいな驚きのあったものに絞ります。 愛してやまない「パレスホテル東京」のチョコもグッと我慢、我慢。 ・・・で、まずは・・・ ハーシー キス クッキー&クリーム 各¥345

        • 読書記録『角野栄子の毎日いろいろ』角野栄子

          以前は憧れの女性といえば、同年代か少し年上の人に憧れたものだが、ここ数年、自分より2~30歳も年上の人に憧れを抱くようになった。 『魔女の宅急便』で知られる作家の角野栄子さんもその一人。 80代の今も好きなモノや色に囲まれて一人暮らしをされている、その場所が鎌倉であるというところも強く惹かれる理由かもしれない。 「鎌倉」という、私にとっては憧れ以外なにものでもない街を気ままに散歩しながら、お気に入りの服を着て、ヴィヴモン・ディモンシュでコーヒーを飲み、スワニーで生地を選んで服

          売らないブランド。自分だけの。

          週末のたびに“縫う”ことにハマっています。 一度ミシンの前に座るともう、何かに取りつかれたかのようにひたすら縫う、縫う、縫う。 ここ半年ほどはパンツ作りに凝っていて、気づくとほぼ毎日、自作のパンツを履いて仕事に出かけているような気が。 図書館で良さそうかなーと思うソーイングの本を借りてきて、型紙をトレースし、好きなように丈を変え、シルエットを変えて。ほんのちょっとのこと・・・例えばポケット布を少し深く大きめに変えただけでも、グッと日常使いしやすい、お気に入りの服になったりし

          売らないブランド。自分だけの。

          映画『ブックセラーズ』

          もともとは職場の先輩だった長いつきあいの友人と、年に一度、互いの誕生日に「本」を贈り合うということをしています。もう二十年近くにもなるでしょうか。はじめの頃は、誕生日がくると職場のマイデスクの上にリボンのかかった本が置かれていたものですが、お互い別の職場に移り、遠く離れた地で暮らす今は、誕生日のたびポストをのぞくのがささやかな楽しみになっています。 だれかの為に本を選ぶのは、とても楽しい作業です。そして思いのほか難しい作業でもあると感じています。 例えば「彼女はミステリー好

          映画『ブックセラーズ』

          この日なんの日 6月1日

          6月1日。 『電波の日』だそうです。 仕事柄、平日は毎日「電波新聞」なる業界紙に目を通していて、6月1日が『電波の日』であることを知りました。 この「電波新聞」が私は好きです。 何が好きって、紙面にモノクロで印刷された広告写真がもう、とんでもなく美しい。“黒”の表現がべらぼうに美しいんです。 オーディオ機器とかいわゆる黒モノ家電の広告などは、じいっと見てると吸い込まれそうな深い黒色表現に、ただただ“うっとり”ため息です。 いまどき新聞もカラーが当たり前に多用されている時代

          この日なんの日 6月1日

          チョコレートパッケージ2021

          ちょっと遅くなりましたが、今年もやります。 年イチ、自分としては恒例としている“バレンタインシーズンにゲットしたチョコレートパッケージいろいろ”備忘録です。 今年はウィルス感染防止対策から店頭であれこれ試食を勧められることもなく、ゆえに“かたっぱしから試食を断る申し訳なさ”を感じることもなく。 ひたすらパケ買いの立場からしてみると、とてもスムーズかつ快適に買いまわることができました。 マレーン・クーチャンス『パロット ロリポップ』 648円 最初に見た感想は「このチョコ、な

          チョコレートパッケージ2021

          編み物する

          部屋の中が寒すぎるので、勢いでダーッとカーデを編んだ。 年始のセールで手に入れておいた大特価ウール100パー並太糸が思いがけず役に立った。 嬉しい。そしてあったかい。

          編み物する

          ボタンの楽しみ

          首まわりは詰まり気味で低めのスタンドカラーが付いていること。ボディはゆるすぎず、かたすぎず、かしこまらない程度にキレイめ。ちょっと肩からドロップするくらいのフレンチスリーブ。・・・と、そこそこに我儘な好みを既製品のシャツで探すのは難しい。 ならばと、パターンから作ることにした。 シャツにはもうひとつこだわりどころがあって、ボタンはしっかり厚い本貝が好み。とはいえ、今どき「やっぱ本貝だよね」などと知ったふうなことを言う気もなく、厚めの貝ボタン主義なのは、単純に自分が“好きだ

          ボタンの楽しみ

          レジ袋つくりまくる。

          “レジ袋型の買い物袋”作りがとまりません。 これだけ作ればもはや“エコ”でもなかろうと思うので、あくまで“レジ袋型の買い物袋”と呼んでいます。 最近では、老若男女、こなれた感じで素敵にマスクを着けこなす方々を街でよくお見かけしますが。 買い物袋もその日の気分や服や小物に合わせて使いわけたら楽しいかしら?と、“ちょっとおしゃれさんっぽいこと”をしたくて作りはじめたところ、止まらなくなりました。。。 一生分の買い物袋ができてしまう日も、そう遠くない。。。かも。。。

          レジ袋つくりまくる。

          レジ袋つくる。

          生地屋さんで。 壁際に立てかけられた反物のなかにひっそりと、一本だけ、一色だけ見つけたこの柄は・・・この柄は、まさかの『MINTON(ミントン)』ではなかろうか?と。 半信半疑で埋もれた値札を引っ張りだすと、周りの生地の倍のお値段がついている。 すかさずクルクルと巻きをほどいて、生地の耳に刷られたMINTONの文字を確認。 やはり間違いない。 18世紀末創業、イギリスの陶磁器メーカー。ブランド廃止してしまっている今となっては、街の生地屋でこのプリント生地に出会えるなぞもはや奇

          レジ袋つくる。

          刺し子する。ハンカチつくる。

          久しぶりに“刺し子”した。 去年の夏は部屋のエアコンが絶不調で、針仕事をするには少々キツかった記憶があるが・・。 今年はばっちりエアコン除湿。PCディスプレイには水族館の大水槽ライブ映像、ヘッドフォンでポッドキャストの“打ち上げ花火音”を聴きながら・・・と、若干過剰気味な涼感演出のおかげで針もすいすい進む。 今回はオリムパスさんの刺し子糸<細>を使い、より繊細な柄を意識して刺してみた。裏面に花プリントのダブルガーゼをあてれば「刺し子ハンカチ」の出来上がり。

          刺し子する。ハンカチつくる。

          図書館、楽しいぞ。

          現在、ウィルス対策により書架への立ち入り・閲覧は禁止、ネット予約と予約本の受け取り・返却のみとなっている区立図書館。 頻繁に利用している身としては残念な事態ではありますが、受付カウンター近くの限られたスペースに楽しげなコーナーができていました。 封をされた紙袋たち。 中にはそれぞれ3冊ずつ本が入っているそうで、どんな本が入っているのか・・・中身の手掛かりは図書館員さんのおすすめコメントのみです。 ・もふもふ♡動物達に癒されたい ・シリーズもの(秋川滝美) ・ゆるっと読める

          図書館、楽しいぞ。

          チョコレートパッケージ2020

          昨年はルビーチョコレートに沸いたバレンタイン催事、これまでも新商品や日本初上陸ブランドの話題で注目を集めてきた催事が、今年は大きく趣を変えたかな・・という印象です。もはやバレンタインは、チョコレートを“あげる”から“自分が楽しむ”イベントへ。年に一度くらいはチョコレートに大枚をはたくような時期があっても、それはそれで楽しいと私は思うのですが。・・・で、新たなるチョコレートの食体験を堪能する催事場内女子達の賑わいをよそに、自分はというと、試食のお勧めいっさいを断りつつ、ただ黙々

          チョコレートパッケージ2020

          ブルボン専用。

          ブルボン専用。