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「母に愛されない私」を手放す(1)〜事実・感情・思い込みの整理術〜

「母に愛されていなかったのではないか」
「母に興味を持たれていないのではないか」

たまに、そんなことで頭と心がいっぱいになって苦しくなる時があります。もしあなたが

・母の愛を感じない
・夫に大切にされない
・誰にも興味を持たれない

そんな風に感じることがあるのなら、こちらの記事で心が軽くなるのではないかと思います。

「愛されない自分」という思い込み

私には、母親に愛されていないのではないか?と頭をよぎる時があります。

不思議なことに、目の前の現実は変わらないのに、平気な日もあれば、「やっぱり私は愛されない人間なんだ」と深く落ち込む日もあります。この感情の波は、心のエネルギーを大きく消耗します。

そんな時、私は一つの方法を試しています。それが、「感じていることを書き出す」ことです。

紙に書き出して整理する

まず、頭の中をぐるぐると巡る感情や思考、出来事を、思い浮かぶまますべて紙に書き出します。もう書くことないってくらい吐き出しきったら、それらの言葉を次の4つに分類してみます。

1. 思考
自分の頭の中で繰り返し考えていること

2. 感情
湧き上がる気持ち(悲しい、苦しいなど)

3. 事実
実際に起こった出来事や状況

4. 思い込み
自分の中で勝手に作り上げた解釈や前提

こうして書き出してみると、「思い込み」がいかに自分の感情や行動を左右しているかに気づきます。

例えば、母親がそっけない態度を取ったという「事実」があったとしても、それを「私が愛されていないからだ」と思い込んでいるのは私自身。

直接「あなたを愛していない」と言われたわけではないのです。だからそれは「思い込み」に分類されるんです。

次は「自分がどうしたいか」を考える

分類が終わったら、次のステップに進みます。それは、「本当はどうしたいのか?」を自分に問いかけること。

ここで大切なのは、相手を変えるのではなく、自分がどう変わるかを軸に考えることです。

相手が変わることばかり考えていても、相手が変わるかどうかは相手次第になってしまいます。こちらが何を言っても変わらないかもしれない。

例えば、「母に愛してほしい」と願いたくなりますが、私はこう考えてみました。

・母の態度が変わらなくても、「愛されている」と感じられる自分になりたい。
・または、気にならない自分でいたい。

・それはどんな状態の私だろう?
・その状態の私だったら、どんな風に考えたり行動したりするだろう?
・過去どんな出来事が、少しでも愛されていると感じさせてくれたっけ?
・愛されない自分でいることのメリットは?

この問いを掘り下げると、相手に期待しすぎず、自分の視点や行動を変える方法が見えてきます。

明日の記事で、私の具体的な掘り下げをシェアしますね。参考になればと思います。


思考を変えれば、世界が変わる

目の前の現実は、すぐには変えられないかもしれません。でも、自分の「見方」や「考え方」を変えるだけで、同じ現実がまったく違って見えることがあります。

大切なのは、感情に飲み込まれず、自分の感情を冷静に見つめること。可能性を広げて、自分自身で解決策を見出していくことです。

もし同じように悩む方がいたら、ぜひこの方法を試してみてください。書き出すことで心が整理され、次の一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。

あなたの思考の整理が、きっと新しい自分に出会うきっかけになるはずです^^

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デザイナー・イラストレーター・コーチ
前川 ユウ

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