時=金、ではない話
時は金なり。
素晴らしい言葉ですね。
なんと素晴らしい洗脳用語。
『時は金なり』とは、アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの言葉『Time is money』の日本語訳です。時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという戒め。
あれ?お金が大切なのが前提になっていませんか?
お金は物や行為と交換するアイテムです。このアイテムを沢山持っていると、交換できるもののバリエーションが増えます。
3万円のカタログギフトと10万円のカタログギフトでは選べる商品が違うのと同じようなものです。
一見素晴らしいと思いがちですが、なんだか違和感を感じます。
確かにビジネスの世界では、お金があれば選択肢が増えるものだから良いものだ。お金に偏見があるから成功しないのだ!とか言われます。
貧乏人の考えだ!と言う人もいます。
そうやって、お金がないと不自由と思うように思わされ、追い立てられ、それがないと不安にさせられています。
さすが政治家の言葉だなあと思ったのは私だけでしょうか?
時とは人生です。
あなたの人生の時間です。
あなたの人生はお金では交換できません。
生きていくのに大切なのは縁であって円ではありません。
円も縁が無ければ回ってきません。
縁は人との縁だけではなく、森羅万象全てとの縁です。
人脈とは違います。
私たちは循環の中の一部です。繋がり、縁を大切にしなければ生きてはいけません。
身体めひとたび循環が止まれば命は終わります。
円と縁が同じ読みなんて、日本語って素晴らしいですね。
ヒントがいっぱい隠されています。
円で縁を見誤らないように。
だれに支配されることなく、自らを洗脳から解き放ち、本来の存在の自己へともどっていきましょう😊