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タイプライターを打鍵してみました
こちらはジャンルなしオンラインもくもく会 Advent Calendar 2024
25日目の記事です
https://adventar.org/calendars/9975
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古の機器タイプライターは打鍵したキーの先に棒がついていてそれで印字するような感じのつくりになっています。
タイプライターの仕組み的に速く打つとジャミングという打鍵してる先が詰まる現象が発生します。
タイピスト!という映画があるのですが、つい最近この映画を観ました。
タイプライターをガチャンガチャンと打ちまくる映画で、そちらの方でもジャミングが発生している場面などがありました。
当時の人もやっぱり問題にしていたようです。
この映画ですが、実際に撮影してる指の動きも結構速く、適当に倍速再生とかで速く打ってるように見せてるのか、でたらめな文字を打っているのかと思いきや、コーチをつけて半年?だったか忘れましたが、結構な期間練習をしっかりして実際に映画の速度で打ち込んでいるらしいです。
現実世界でちょっとタイプライターを触れる機会があり、実際に打ってみたのですが、現代パソコン風に打つとジャミングしまくりでとても高速打鍵は無理だと感じました。映画に出演した人達はよく練習したなと感じました。
なんだったらジャミングの発生を防ぐため人差指だけの指2本で打った方が効率良さそうでした。
メンテをしっかりして滑りやすくしたらジャミングしにくくなったりもあるのかもしれません。
また、現代キーボードなら軽いキーボードとかだともうキーにかすれば認識してくれるくらいのものもありますが、タイプライターではそうはいかず、映画の方でもかなり力強く打っていて、速く打つよりは同じ力で綺麗に印字するみたいな技術の方が大変だったのかもしれません。
映画のメイキングあたりで話しに出てましたが、タイプライターの早打ちは当時オリンピックの種目にとかいう話しも出ていたようです。
残念ながら実現しなかったようです。
個人的な予想ですが、スポーツというより技能勝負っぽくなりそうですし、国によっては触る機会がないとかもありそうですし、映画でもちょっと出てましたが、世界中の人に平等なお題とか考えるのも大変そうなので実現しなかったのかもしれません。
タイプライターから色々進化して今のパソコンの形になってることを考えると良い進化をしたなと感じます。
今のパソコンもいつかは消滅して、キーボードも変わっていくのかと思うと少し寂しいですが、今後はどのように変わっていくのか楽しみです。