微妙に便利なPC周辺機器TOP10

こちらはジャンルなしオンラインもくもく会 Advent Calendar 2023
17日目の記事です
https://adventar.org/calendars/8821
まだ参加されていない方は、お気軽にもくもくしに来てください


私は電子機器が大好きなのでよくPC周辺機器を買いまくっています。
その中でも、絶対必要かと言われたらなくてもいいけど、使ってみたら微妙に便利だった今年購入の周辺機器TOP10を紹介します。



第10位

Anker Nano II 65W(小型USB Type-C充電器)

よくあるType-Cの充電器なのですが、65W対応なのでスマホはもちろん、小型PCやタブレットなどなど、なんでも充電できるパワフルさがあるのにすごい小型で持ち運びにも便利です

白と黒がありますがどっちもかわいいです
見た目がそっくりで30Wと45W版もあるので要注意です

充電器とセットで65W対応のバッテリー(Anker 537 Power Bank)も買ってみましたが、こちらは500gくらいあって持ち運ぶのが大変です




第9位

SanDisk microSDXC(1TB)

こちらは一般的なmicroSDカードです。

サイズは大きい方が便利かなと思って、とりあえず最大サイズを買ったのですが購入直後に1.5TBが販売され始めて大変悔しかったです。

パソコンによってはmicroSDカードスロットがあるので、USBメモリやSSDスティックと違って、物理的に飛び出さないので入れっぱなしにできます

速度は遅いですが、お手軽にコンピュータのストレージサイズ拡張ができるのでなかなか便利です

MicroSDカードはどこのサイトも詐欺商品が横行していて大変危険ですので気を付けて買ってください




第8位

LG 28MQ780(大体スクエアディスプレイ16:18)

パソコンのディスプレイです。
大体標準的なディスプレイは16:9とか横長ですが、このディスプレイは正方形に近い感じでコードやExcelなどが縦に長く見れて結構便利です

横のドット数は4Kディスプレイより少ないですが、縦のドット数は4Kディスプレイよりも多い感じです

今までは作業領域としてEIZOのFlexScan EV2730Qというスクエアディスプレイを2枚と、両端に4Kと高リフレッシュレートの4枚で色々な状況に対応できるようにしていましたが、このPCでは映像とか見ないので、作業特化でLGの28MQ780を3枚と高リフレッシュレートディスプレイの構成に変えました

EV2730Qと物理的なサイズはあんまり変わりませんが解像度が1920x1920から2560x2880になりました。

正直作業効率はあまり変わっていないです。




第7位

NINO 400-MABTTB181W(持ち運び用マウス

自宅では普段トラックボールを使っているのですが、外出時に使用するように、持ち運び用として軽さ重視でBluetoothマウスを探しました。

最初に見つかったのが、MicrosoftのSurface Arc Mouseで、折り曲げたら電源ONになって、伸ばしたら電源OFFになるという変わったマウスで、伸ばしておけばかなり薄いですし持ち運びには結構いいかなと思ったのですが、使ってみると静音スイッチじゃないのでクリック音が結構大きいのと、スクロールがちょっとやり辛かったです。デザインはすごい良いので、静音スイッチになって欲しいです。

次がLogicoolのM350ROです。これは平べったい感じのマウスで、Arc Mouseよりは分厚いですが、一般的なマウスと比べるとかなり平べったいです。
スイッチも静音タイプでとてもよかったのですが、蓋が磁石式?で、あまりないと思いますがひっくり返した状態で物が当たったりしたときなど蓋が外れてしまいそうなので、そこだけが気がかりでした。

しばらくしてから、Logicoolに見た目は結構似ているもので、ElecomからM-TM10BBPNというのが出ていることに気づきました。
これは静音スイッチで、クリック音も静かですし、蓋も外れないしで値段も安くポーチまでついている、まさに探し求めている品でした。

さらにElecomを見てみるとCAP CLIP M-CC2BRSRDというさらに小型特化のものもありました。これはまだ出番はないですが、大変コンパクトなのでカバンに常時入れておくなどして緊急時に役立ちそうだなと思います。エレコムが優秀すぎました。

そして、最後の最後でコンパクトなトラックボールNINO 400-MABTTB181WがSANWAから出ていることに気づきました。
しかも静音スイッチです。
平べったさとかはマウスには負けますが、十分コンパクトなので何も言うことがありません。普段トラックボール使ってる人はトラックボールに勝るものはありません。

まさか、小型のトラックボールが存在しているとは夢にも思ってませんでした。もう何も考えずトラックボール最初から探しておけばよかったです。




第6位

NETGEAR GS108PE-300JPS(PoE対応のL2SW)

L2SWなのですが、4ポートがPoE対応で、ファンレス、結構コンパクト、NETGEARなので安価という素晴らしい商品です。

過去にネットギアのGS105を購入したときは全5ポートに挿すとネットワークが切れるなど、捌ききれない頼りない機器でしたが、こちらは8ポート全部挿しても今のところ大丈夫そうです。

そもそもこの商品を探した理由ですが、IP電話の学習でもしようと思ってPoE機器探してたらこれが見つかりました。

PoE対応だと、IP電話がつなげるだけでなく、アクセスポイントや、接点センサー気圧計Co2濃度温度ネットワークカメラ警子ちゃん等々、様々な機器をLANケーブルだけで設置できるのでスッキリします




第5位

Insta360 Link Webカメラ(動いたら追跡してくれるWebカメラ)

Webカメラです。
メインのWebカメラはシスコシステムズ (Cisco) Desk Camera 4Kというのを使用しているのですが、これが結構横長です。普通Webカメラって3台くらいは必要になると思うので、Insta360のように縦長だと複数並べて配置できて便利です。

しかもこのカメラはなんと自分の動きに合わせて勝手に追尾して撮影してくれます。
もちろん撮影個所を固定しておくこともできますし、ワンクリックで手元を映すよう思いっきり下向きにしてくれることもできます。
なので、同時に撮影しないなら手元カメラとか買わなくてもよくなります。4Kなので結構きれいに映ります。

ただ、心配なのが可動部分(起動するたびガコガコ動き出します)があるので寿命が速そうなのと、発熱すごすぎてディスプレイの上にのせてるとディスプレイにも悪影響を及ぼすのではないかと心配になります。




第4位

エジクン フットスイッチ 5ペダルと、
Elgato STREAM DECK XL

2つありますが、要は左手キーボードとかそんな感じの補助キーボード?的なノリの機器達です。

1つめのフットスイッチはその名の通り足でキー入力ができます。
Ctrl + Cなどの組み合わせコマンドも割り当てたりできるので結構便利です

ペダル数は、とりあえず多ければ多いほど便利かなと思って5ペダルにしてみましたが、ピアノでも3ペダルの内1ペダルくらいしかほとんど使ったことがないし、自動車運転でも2ペダルしか使わないしで足が全然動きません
使いこなすのはまだまだ先になりそうです

5ペダルじゃ足りないよって人は足鍵盤とかMIDI ペダルボードとかで探すともっといっぱい押せます

もう一つの方のElgato STREAM DECK XLは机の上に置いて指で押す仕様になっています。

キーボードでのマクロ登録ではなくわざわざ別機器にわけてまでやるのには理由があって、STREAM DECKだとキーにそれぞれディスプレイなのがついていて、個別でアイコンや文字が設定できるのでどういうキーだったかというのが視覚的にわかります。

普通の左手デバイスとかマウスのサイドボタンでのマクロとかだと、どのキーに何の動作を割り当てたのか忘れてしまって使わなくなるのはよくあると思いますが、このSTREAM DECKなら映像で確認できるので忘れても大丈夫です。

この補助キーに割り当てるような動作というのは頻繁にあるものではなく
1日数回押すような程度の頻度の少ないものを割り当てると大変便利です。

また、ほぼ毎日やってる読書会でOBSを使ってますが、参加者の方はわかると思いますがシーンの切り替えなどにもこのSTREAM DECKが使えますし、画面共有の都合で、共有画面の下のタスクバーは消していてショートカットアイコンとかも登録できるのでかなり役立っています。




第3位

プリンストン EZCASTPOCKET-C1R1(Type-C - HDMI)、 EZCASTPOCKET-H1R1(HDMI - HDMI)(無線HDMI機器)

無線でのHDMI - HDMIと、Type-C - HDMIの機器です。
安価な無線HDMI機器だと遅延が激しくてまだ使い物になりませんと聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、この商品は遅延あんまりなく、100msくらい?の遅延でFPSとか格ゲーとかをやる人はさすがに影響が出るとは思いますが、普通にパソコンやスマホ操作する分には特に違和感なく快適に使用できました。

有線ケーブルをたらしておけば似たようなことはできますが、ドア1枚隔てての10m弱くらい?離れても普通に映ったので移動しつつ何か活用するときとかはとてもいいと思います。




第2位

SONY WF-G700N INZONE Buds(低遅延完全ワイヤレスイヤホン)

コード不要の完全ワイヤレスイヤホンです。(充電時はコード繋ぎます)

完全ワイヤレスイヤホンかなり普及してきましたが、コード無しというのは本当に便利です!
使ったことがない人は一度使ってみてほしいです。

今まで使っていたイヤホンWF-SP900は、追加機能として多分唯一本体に保存するメモリ機能がついていて、単体で音声を再生させることができて、とてもお気に入りだったのですが壊れてしまいました。

そこで、仕方なく代わりを探したところ、現在メモリ機能ついてるのが存在せず、あきらめて別方向で行こうということで、低遅延のものを探したらこれが見つかりました。

似たようなヤツだとAnkerのVR P10の方が価格が安いし、一般的なBluetooth(Classig Audio)にも対応していて汎用性が高そうだったのですが、INZONE Budsの方がバッテリー持ちが断然良いのと、メーカーが信頼のSonyだったのでこっちにしました。

またもう一つSonyから出ていてPULSE Exploreというのもあるのですが、こちらも一般的なBluetooth対応していて素晴らしいのですが、バッテリー持ちがINZONE Budsと比べると悪いので断念しました。

INZONE Budsはバッテリー持ちがすごい良くて、カナル型のイヤホンに慣れてないので、バッテリー切れの前に耳が痛くなって負けました・・・

このINZONE Budsはノイズキャンセリング機能が付いていて、使ってみたところ今までのノイズキャンセリングと格が違っていて本当に周りの音が消滅しました。これは感動します。ソニー様すごい

これで一般的なBluetooth(Classig Audio)にも対応していたら、殿堂入りレベルの周辺機器だったのに惜しいです。
ただ、LE Audioとかいう新しい方には対応しているので数年後には大活躍かもしれません。




第1位

REALFORCE GX1 30g X1UC13(静電容量無接点方式キーボード)

パソコンで使用できる高級キーボードです。

メインPCではREALFORCE R3を使っていてBluetooth機能があるので複数機器に切り替えできてとても便利です。
そんな中、有線機能しかないGX1を買ったのはDual APC機能があるからです。

Dual APCの前に、まずこのREALFORCEというキーボードは高級キーボードというだけあって色々機能が付いています。

1.静電容量無接点方式
この方式のおかげかRealforceは壊れませんし、押し心地が最高です。
一生もの?として使えるので多少値は張りますがトータルで見ると安くなると思います。

2.全キー同時押し、Nキーロールオーバー
普通のUSB接続だと6キーくらいまでしか同時に押しても認識されないのですが、東プレ株式会社の頑張りにより全キーを同時に押しても全キー全部反応します。
※多分この仕様により任天堂Switchではそのまま挿しただけでは認識しませんでした。

また、Nキーロールオーバーで押された順番通りにちゃんと認識されます。
同時押しのような入力をする人や、ゲームをする人は複数キーを同時に押したりすることはよくあると思いますが、全部認識されるというのは圧倒的有利ポイントになります。

3.キースペーサーでキーストロークの変更ができます
キーストロークというのがキーボードを押しこめる深さのことですが、RealforceR2以降はキーボードの下に敷くシートみたいなのがありまして(R3以降は別売)物理的にキーを押し込む深さを3段階変えることができるので好みの深さにできます

4.キー荷重も選べる
GX1では現在キー荷重も30gと45gが販売されているので好きな重さが選べます

5.APC機能がある
APC機能というのはキーをどこまで押し込んだら押したと判定するかの深さの位置を変えれる機能です
CapsLockとかはしっかり奥まで押し込まないと反応しないけど、AIUEOを中ほどまで押したら反応するようにして、他のキーを浅く押しただけですぐ反応させるなどキー個別に設定できます

R3とかでもAPC機能はあるのですが、GX1はさらに細かく0.1mm~3.0mmの間で0.1mm単位でそれぞれのキーごとに設定できるすごい機能です

6.DynamicMode
従来のキーボードだと、キーを押し込んである一定地点まで押し込んだら、押されたと反応して、今度はある一定地点まで指をあげたら離されたと反応されますが、DynamicModeだと押されたと反応した位置まで下がったら
どの地点でもいいので押し込んだ位置から0.1mm上げたら離されたと認識して、そのまま、また0.1mm押し込んだら押されたと反応します。
なので、指を最後まで押し込んだり離したりせずとも連打できるようになります。

最初に言ってたDual APCとはこの5.6.の機能二つが使えますよという意味になります。

ちなみにFPSとかで言われてるラピッドトリガー機能というのもこのAPCを変える機能のことなので、ラピッドトリガー機能対応キーボードになります

7.Kill Switch
FキーとDキーなど2キーをほぼ同時に押したとき、Fのキーが認識され、その後Dが認識されたと同時にFキーをオフにして、Fキーは押したままDキーを離すとFキーがまたオンになるなど、いくつかの設定ができます。

ゲームとかで活用できると思いますが、私はFPSゲームとかやったことないのでこの機能は使ったことがないです。

今見たらFF14の推奨キーボードにもなってました。
これはもう普通に役立つので値段は高いけどおすすめです。
あとは無線接続機能があれば無敵だったのに・・・




まとめ

というわけで微妙に役立つ周辺機器TOP10でした。
来年も役立つ機器を探して頑張っていこうと思います。
VISORが今ちょっと気になっています。
面白いので、みなさんも是非役立つ機器や、変な機器探してみてください。


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