2021/4/11 阪神9R忘れな草賞 好調教馬と推せる爆穴馬!
オークスへの前哨戦としても重要なステップレース、忘れな草賞を今回は取り上げてみます。2年前にはラヴズオンリーユーがここから勝ちましたね!
◎ビッグリボン
人気どころから推奨したかったのですが、どの馬も状態が怪しい。成長力を感じない馬、疲れていて状態維持に努めただけの馬…それでも実力が申し分ない馬達ですが、どうせなら成長力と未知の能力に賭けてみたい!競馬は如何においしいオッズを取るかと考える自分なので、本命党の方は我慢しておつきあいくださいw
さて、このビッグリボン。中内田厩舎、川田騎手鞍上、石川達絵オーナーとトリプルコンボのようなクラシック狙いまくりの陣営です。キセキを全兄に持っている馬ですから、ルーラーシップ産駒ということもあり、気性面にも課題もありそうですが、長い距離を主戦場にしたい意図からここに出してきた意図が垣間見えますね。なので、こんな条件そろい踏みの馬ですから、オッズがそこまでおいしいかどうかは疑問ですね。
彼女の追い切りには新馬戦からの3走で成長がうかがえます。新馬の追い切り→栗東芝87.3-69.5-53.7-38.9-11.6馬なり、2走目1勝クラス栗東CW85.7-68.6-52.3-37.8-11.8馬なり、そして今回→栗東CW83.6-52.5-38.1-11.9馬なりと、最終追い切りを比べただけでも、どんどん良化していると言えるのではないでしょうか。
追い切りの映像を見ても、強めに追う併走馬を楽にかわしていってますし、動き自体はまだまだ良くなる感じではありますが、それなりに全体のバランスを取ってうまく走っているように見えました。まだまだ良くなる素質を見込む分も含めて、狙ってみたいと思います。
推せる爆穴馬!フラリオナ
阪神JFの16着という大敗、前走が7着という惨敗…過去の成績だけを見ていると、とても買えそうもない馬ですね。しかし、阪神JFは出遅れが響いてそのまま負けてしまい、前走は不良馬場が響いて7着になってしまったという見方もできます。まだ見限るのは早いのではないでしょうか?
そんなフラリオナですが、追い切りを考察してみると、栗東CWコースでの初の最終追い切りは、2020年10月ききょうS時点で53.7-40.0-13.3馬なりだったのですが、今回は同じく栗東CWコースで52.4-38.1-12.4馬なりと、かなり成長しているのではないかと思えます。追い切り映像を見ても、首の位置は低く安定し、バランスが崩れず、軽く併走馬をかわしました。
前々走も前走も今回に比べると追い切りのタイムは落ちますし、今まででも一番の状態なのではないでしょうか。
また、今回は吉田隼人騎手に手が戻るのも好材料です。彼が乗っていた時に2着→1着→2着と結果が出ており、好相性の可能性もあります。11RではソダシとのG1、2連覇が目標としてあるでしょうが、その前にここの9Rで素晴らしい結果を出すのではと期待しています。
今回は忘れな草賞をとりあげてみましたが、ステラリア、タガノディアーナ、エイシンヒテンと、現時点での3歳牝馬路線では名の知れた馬達が出走予定であり、堅い決着になるだろうなあと思って、分析を始めてみました。しかし、出した見解は前述した通りで、まさかの中穴から大穴に可能性があるのではないかという結論に落ち着きました。
結局堅く決まるかもしれませんが、可能性がそれなりにあると思えるのであれば、勝負してみたいと思うのが常ですねw
結果はどうあれ、分析してよかったなと思えるレースでございました。
では、次の記事でお会いしましょう!