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ゆにの研究
おはよう読者諸君。今回の研究報告は「ゆに」さんだ。
noteに登場して以降、瞬く間にファンがつき、note公式の注目記事にも選ばれること数回。
なにが彼女の魅力なのだろう。その記事に隠されている、読者をグングンと惹きつける要素はいったい何なのか。
今回の私の使命はそれを解き明かすことにある。尚、ゆにさんは私が主宰する文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』に所属し、私を師匠と言ってくれるが、私は特になにも教えていない。彼女が持っていた文章センスだ。それだけは先に断っておく。なので「どうだ。ゆには凄いだろう?」と書いていても、私の功績ではないのであしからず。……ここからは文体を戻します。
◆「お、読みたい」と思わせるタイトル
タイトル付けは記事を読んでもらえるかどうかの第一関門で。ゆにさんがつくる記事のタイトルはキャッチーなものが多い。
『今こそ、土屋太鳳を語らせろ。』
『母の日に、母からの愛情を思い知らされた。』
『神様、私に書く力をください。』
内容が気になる。中身が知りたくなる。
このタイトル付け。いくらでもおもしろく“なさそう”に書けるんだよね。
・土屋太鳳が好き
としてもいいし、
・土屋太鳳を全力で推す
でもいいんだ。けど「今こそ」の緊急性と、「語らせろ」と強要めいた語尾がタイトルに読ませるパワーを生む。だから魅力的になる。ちなみにゆにさんはキャッチーコピーの書き方を学んでいた。
◆エピソードトークの名手
日常の出来事を書くことが多いゆにさん。つい先日の記事。
『キャベツが高すぎるから、我が家の冬はまだ来ない。』
(これもタイトルがいい)
内容は
・最近キャベツが高い
・我が家はみんなキャベツ好き
・冬の定番もつ鍋にはキャベツ必須
・だから鍋ができない
そんな話なのだ。うん、ふつう。だけどゆにさんにかかればたちまち共感話となり、さらにもつ鍋が食べたくなる。エピソードトークには描写が大事なんだけど、ゆにさんはそこがうまい。読者の頭の中に絵を描かせる。余計なことは書かずに必要な描写をする。
旅行記もそう。
非日常体験を日常と組み合わせ、魅力的に仕上げている。旅先で起こった非日常な出来事を家族(日常)の視点で観察して自分の考えを述べる。
これが自分の考えだけだと、記事は考察記事になるし、あるいは出来事だけ書くとレポートだ。旅行記がるるぶになっちゃう。
エピソードと己の思考はエッセイに必須だ。
◆ギリギリまで見せる自己開示
病を患っていたゆにさん。それを書ける範囲でオープンにしている。けれど重くはない。かわいそう・しんどそうだと思わせない。
記事の着地が未来を見ているからだ。
明日はきっといい日だ。
前向きに進む。時には立ち止まってもいいし、足踏みしてもいい。さぁ、笑おう。
『パワフルに笑っていけ!』
◆コミュ力の変態
私が記事を投稿するとコメントをくれるゆにさん。ほんとありがたい。他の方のnote記事を読んでいたら、ゆにさんのコメントが目立つ。おいおい、まじか。
ゆにさんはたくさんのnote書きさんとコミュニケーションをする。誰かがおもしろそうな個人企画を開催すれば、ノる。書き手ってインドア派で奥手で恥ずかしがりな人が多いけど、いや、ゆにさんもそうかもしれないけど、積極的に絡んでいく。それがファンを生み出す。そしていつしか「ゆにさんのコメント来ないかなぁ」と楽しみにしてしまう。魔性だ。魔性のコミュ力変態だ。
その秘訣はこちらに。
『私のnote歴が恵まれている理由 8選』
……今回、研究報告を書くにあたり、ゆにさんの記事を追っていたんだけど、ダメだね。記事を開いたら読み込んでしまい時間が溶けてしまった。おそろしい魅力。
以上が私のゆにの研究報告だ。
例によって、これを読んだ君、もしくは君のメンバーが文章沼に引きずり込まれ、あるいは書けなくなっても、当倶楽部は一切関知しないからそのつもりで。なお、この記事は自動的に消滅す……(クレームがあれば)る。
mission(impossible)complete.
《これまでの研究レポート》
[画像協力:さちわ]
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