書くのが好きな人は有料記事を書くな
「ちょっと広告枠が1つ穴空いちゃって、ページ数を埋められなくてさ。そこにコラムみたいなの書いてくれませんか?」
「書くのは嫌いじゃないから、いいですよ」
私は職場で文章を書く活動をしているのを公開していません。けれどまわりからは「ヤスさんは書くのが早い。生徒の自己PRも添削できるし、文章が書ける人」と認識されてます。
自分の能力が役に立って力になれたら嬉しいよね。記事を書けることは隠してるけど、仕事の文書なら一般的なことを書けばいいしさ。まったく苦ではない。ここのがよっぽどしんどいさ。
……ところが。
一気にやる気が減退したのです。
書く気が失せました。
いったい私に、何が起こったでしょうか。
「ヤスさん、あの原稿の出来があんまりなので、書き直してもらっていいですか?」
いえ、そんな注文は受けませんでした。
「あの原稿、得意先からクレームがついてます。謝罪文をさらに書いてください。ヤスさんの責任ですからね」
いえ、クレームも入っていません。
じゃあ、一体何が?
「あの原稿、最高でした。部長が無償で書いてもらうのはさすがに申し訳ないので、ヤスさんに原稿料を支払うことになりました!」
これが、私のやる気を削いだのです。
続きは放課後ライティング倶楽部で。
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